2015年12月より,働く人のメンタルヘルスの不調を未然に防ぐことを目的に,一定規模以上の事業場(会社や学校など)では、ストレスチェックを実施することが義務づけられています。
従来、これが実施できる人は医師と保健師、および講習を受けた看護師と精神保健福祉士(※いずれも国家資格)に限られていました。
このたび,2017年に法が施行された国家資格「公認心理師」も(歯科医師とともに)実施者に追加され、所定の講習を受けることで、ストレスチェックが実施できることになりました。
国家資格「公認心理師」ができたことにより、こうやって1つ1つ、心理専門職の活躍の場がいっそう拡がっていくことが期待されます。
(厚生労働省ホームページへのリンク)
なお、文部科学省のスクールカウンセラー等活用事業においても、すでに、公認心理師がその選考対象者として位置づけられています。今後、各都道府県において、公認心理師が積極的にスクールカウンセラーに採用されていくと予想されます。
(文部科学省ホームページへのリンク)