2017/11/18 平成29年度第3回公開講座が開催されました!

 平成29年11月18日(土)に「防災対策について考える~自助、互助、共助の観点から~」というテーマで公開講座が開催され、44名の方の参加がありました。

 当学科の髙尾堅司准教授が「危険を回避することを妨げる要因とは?」というテーマで、講演をされました。東日本大震災の被災地の様子に関する話題から、人間が危機的事態に見舞われていたとしても危機を回避しようとしない理由について、社会心理学的な切り口で説明をされました。その上で、「何を備えるかを知ることも防災対策として大切ですが、自分自身を知る(改めて直視する)ことも防災対策ではないでしょうか」との見解を示されていました。医療福祉学科の田並先生、保健看護学科の山本先生のご講演も含め、聴衆の方々は熱心に聞き入っておられました。いつ起こるかわからない自然災害、その時、私たちはどうしたらいいのかについて改めて考える機会となりました。