教職員コラム お題「今,熱中していること」岩淵千明

 今では無いけど、昔からずっと-秋以降になると-関西学生のアメリカンフットボールの勝敗が気になってくる。もちろん母校の関西学院大学の試合である。

 きっかけは、母校のアメフト-昔はアメリカンラグビーでアメラグとも言われてた-部が伝統的に強いこともあって、キャンパス内では野球よりも人気があった。また、ゼミのイベントで学生の出身地で東西に分けて、「東西ボウル」と名前をつけて、タッチフットボウルをさせられたことも一因である。新三回の時はラインをさせられ、三回と四回はQB-攻撃の要-をやり、大学院に入って審判を何年かやったという経緯がある。さらにゼミの先生と一緒に年末の「甲子園ボウル」観戦に何十年も行っていたこともある。

 2016年12月18日、ボクは後輩ら10人程と一緒に甲子園球場にいた。観客は35000人との新聞報道。球場はKGブルーと早稲田エンジ色で一杯。試合は勝って、学生日本一に校歌-空の翼-を歌って大満足。

 2017年1月3日、ボクは一人で自宅のTVの前にいた。「ライスボウル」の開始である。相手は、前にも敗れている富士通。しかし思ったように攻撃できない。西日本選手権-相手は立命館-や甲子園ボウルで出ていた攻撃がほとんど進まない。完敗。

 母校関学は、今の仕組みになってから、一度しか日本一の称号を獲得していない。これを獲得すること、これからの夢であり目標である。自分では何も出来ないし実際に関わることも無いけれど、OBとして応援していきたいと強く考えているところである。

岩淵 千明