車椅子操作練習

病院での実習では車椅子での介助を行う機会があります。
今回は、二人一組で患者役と介助者役となり、学内を移動しながら車椅子の操作を学びました。

車椅子操作練習では、介助前の準備や介助するうえでの意識するポイントなどを知っていることも大切です。しかし、車椅子への移乗や移動させられるという過程の中で、車椅子に乗っている人が感じる恐怖感などを理解し、それを解消する手段を知らなければなりません。

今回、操作の説明などを聞くだけでなく、介助前や介助中の声かけ、坂や段差での操作などを実際に行うことで、理解が深まったようです。この学びを生かして充実した実習にしてください。

報告・連絡・相談

3年次生は実習前に、報告・連絡・相談のロールプレイングを行っています。
今回は、依頼された業務について復唱し、実行、そして終了を報告するという一連の流れを復習しました。

患者さんへの声かけ

患者さんへの応対だけでなく、何事においても周囲の状況を判断し、気配り・心配りを忘れずに業務を行わなければなりません。そして報告をすることで依頼された業務は終了となります。

業務終了を報告中

既に学んだことなので理解はしていたようですが、実際に状況を想定した場面では、適切な言葉が出てこなかったり、確認事項を忘れたりと、即座に対応することは難しかったようです。

実習開始まで練習あるのみ!です。

段取り(WBSの作成)

3年次生は、実習前に効率よくプロジェクトの目的を達成するための「段取り」について学んでいます。

作業分解した内容を書き入れています

今回のテーマは、ゼミ懇親会というプロジェクトです。ゼミごとのチームに分かれて、懇親会の計画から終了まででどのような作業があるのかを視覚化するために、作業分解を行いました、その後、作業スケジュールと役割分担を考えて、RACIチャートを作成しました。
(注:RACIチャートとは、プロジェクトを構成する各工程で、チーム内の誰がどのような役割で関わるかを定めて示したものです。業務の分担や責任の所在を明確にすることができます。)
また、作業分解をすることで、どのようなリスクが潜んでいるかも考えて、対応策を検討していきます。

チームごとに発表

こういった身近な例から、高度なプロジェクトマネジメントへとつなげていきます。
医療秘書は院内の多職種をマネジメントする役割があります。このような段取りマネジメントの基本を学ぶことは大切ですね。

高齢者擬似体験

3年次生は5月下旬から実習開始です。実習開始までは、実習直前オリエンテーションが実施され、実習に必要な知識や技能を現場に出る前に改めて復習したり、新たに学び、実習に備えて準備をします。

本日は、高齢者疑似体験を行いました。
高齢者役の学生は、ゴーグル、手袋、おもりなどを付けて移動します。安全のために、介助者役の学生が同行しています。

高齢者擬似体験

高齢者が手足を思うように動かすことができないだけでなく、視界が狭いこと・聞こえづらいことを体験したことで、わずかな距離の移動や階段の昇降で恐怖を感じたようです。指の力も弱いことなどから、介助の必要性を身をもって感じることができました。衣服の着脱においては健側と患側の確認が必要など、多くの学びを得たようです。

実習開始までにさらに多くの学びを得て、充実した実習になるようしっかり準備をしておきましょう。

実習に向けて

3年次生は、5月下旬から7月下旬までの間、学外で実習を行います。臨床教授実習、医事課実習など3部署で計9週間の実習です。

課題へ取り組み中

4月から実習開始までは、実習に向けての準備を行います。今までに学んだ医学知識、PC技能、マナー・接遇など実習で必要とされる知識の総復習や実習配属先の下調べなどの実習直前オリエンテーションと併せて、集中講義を受講しています。

また、朝8:30開始の実習時間に合わせて、体調を整えています。9週間という長期の実習なので、体調管理は欠かせません。

医師や他職種の業務、業務の段取り、部署間の関わり、チーム医療の現状、外部との連携など学びたいことはたくさんあるようです。その目的を達成するために、現在十分な準備をしています。

学外実習が始まりました

3年次生の学外実習が開始されました。実習先は川崎医科大学や川崎医科大学附属病院、川崎医科大学総合医療センターで、1人3部署の実習を行います。

臨床教授実習(診察室内にて電子カルテを確認)

その中でも臨床教授実習では、外来診察室での実習、医療文書作成、スケジュール管理、病棟回診への同行、カンファレンス見学、手術見学、講義資料の作成など、多種多様な内容の実習が予定されており、医療秘書を目指し学んできたことを活かすよい経験となっています。多忙な医師の実際を理解することで、医療秘書が医師の負担軽減に向けて、さらに何ができるのかを考え、行動できるようになることでしょう。

7月25日(日)開催のオープンキャンパスでは、実習の様子を中心としたミニ講義や写真展示を行います。実習を終えたばかりの3年次生が学生サポーターとして参加しますので、実習について直接尋ねることもできます。ぜひお越しください。

実習開始式が行われました

実習生宣誓

2021年6月10日(木)、新型コロナウイルス感染症予防対策により、マスクを着用し、フィジカル・ディスタンスを十分に確保した上で、実習開始式が行われました。

医科大学・附属病院等での実習開始が延期になっていましたので、実習生はその間学内での実習を行い、実習先で求められる知識を再復習することができました。また、実習配属先の情報収集も行い、実習開始への準備は万全です。

実習生

これから続く実習では、多くの学びが得られるよう、日々体調を整えて臨みましょう。

学外実習報告会(2019年7月27日)

5月から9週間の実習をようやく終え、3年生は実習報告会に臨みました。

現場の実習指導者の方々、在学生、教員など多数の参加者を前に、実習中に学んだ医療秘書としての役割や気づき、反省、今後に向けての目標などをスライドにまとめ、緊張しながらも自信を持って発表することができました。

お忙しい中、ご指導いただいた医療現場の皆様への感謝を忘れず、この貴重な9週間での学びを今後に活かしてください。

学外実習 期間中の振り返り

3年生は現在実習中。毎週木曜日の午後は大学に戻り、担当教員からコーチングを受けています。今週の目的、目標、そして今週の気づきや反省などを述べます。また、一人ひとりの配属部署が異なるので、情報共有もできます。

次の週の目的・目標の作成や準備ができる大切な時間です。

次週は「このような視点で見てみましょう」など、アドバイスを受けながら日々の実習に取り組んでいます。
実習はまだまだ始まったばかり。ガンバレ!

学外実習開始

3年次生の学外実習が開始されました。

大学の校舎等と廊下でつながる川崎医科大学附属病院へ

実習は、川崎医科大学、同附属病院、同総合医療センター内の様々な部署で行われます。将来、誠実で信頼される医療秘書になるために、真剣に取り組んでいます。

附属病院への渡り廊下で

ご指導いただく川崎医科大学の教授や実習現場の指導者の皆様、そして実習生を温かく応援してくださる多くの患者様に感謝しながら、多くのことを学んでいます。これからの成長が楽しみです。

オリエンテーション