Q&A:受験生・保護者からよくある質問

A. 本学科の強みは、医学と工学を基礎にした体系的なカリキュラムと、実践的な臨床実習、そして国家試験・就職実績をあわせ持つ点にあります。

加えて、本学科では臨床工学技士に必要な知識・技術だけでなく、科学的思考力や医療従事者としての倫理観を身につけることも教育目標として掲げています。資格取得だけでなく、その先の成長まで見据えて学べることが、本学科の大きな魅力です。

A. 臨床工学技士の資格取得ルートには、養成校として指定を受けた「1号校」と、一般の大学で指定科目を履修する「4号校」があります。1号校は学科そのものが資格取得を前提に設計されており、入学した学生は原則全員が卒業と同時に受験資格を得られます。

川崎医療福祉大学臨床工学科は、この1号校としての指定を受けた4年制大学です。1年次から4年間、実習設備や専門教員の配置まで含め、臨床工学技士養成を目的に一貫したカリキュラムを提供しており、学生は指定科目の履修漏れを心配する必要がありません。「臨床工学技士を目指せる大学」の中でも、資格取得を前提に設計された1号校としての強みを最大限に活かした教育環境が、本学の大きな特色です。

全国の臨床工学技士養成校の一覧(医療機器センター)

A. 文系・理系を問わず、多様な知識背景を持つ学生が毎年入学し、必要な学力を修めて卒業しています。特に1年次には、数学や物理などの理数系科目の基礎を再確認できる演習科目を設けており、全ての学生が専門教育へスムーズに移行できるカリキュラムを編成しています。個々の理解度に応じた補習も実施するなど、教員がきめ細かく指導します。

A. 多くの学生が、計画的に時間管理を行い、学業と両立させています。部活動やサークル活動、社会経験を積むためのアルバイトは、多角的な視点や協調性を養う上で有意義な機会となり得ます。特に、隣接する川崎医科大学の医学生や本学の他の医療福祉系学科の学生との交流は、将来チーム医療を担う上で貴重な経験となるでしょう。

また、臨床実習期間中の活動については、学業に支障のない範囲で学生の自主性に任せており、学科として一律の制限は設けていません。

川崎医療福祉大学 部活動・サークル(大学公式HP)

A. 学費(入学金・授業料・教育充実費・諸経費)以外に、教科書代、白衣・実習着等の備品、ME技術実力検定試験などの受験料、研修・学外活動の参加費などが別途必要となる場合があります。年度や履修状況によって変動するため、最新の金額は本学公式サイトの「学費」ページ、または入試課までお問い合わせください。

川崎医療福祉大学の学費について(大学公式HP)

ブログ記事:川崎医療福祉大学の「学費」は本当に高いの…?

A. 川崎医療福祉大学 臨床工学科では、3年次、4年次に合計約11週間の臨床実習を実施しています。実習先は、川崎医科大学附属病院や川崎医科大学総合医療センターをはじめとする岡山県内の医療機関で、大学で学んだ知識と技術を実際の医療現場で確かめながら身につけていきます。学内だけでは得にくい臨場感のある学びを通して、臨床工学技士として必要な実践力を養えることが、本学科の大きな特色です。

A. 実習施設は、大学が属する川崎学園の川崎医科大学附属病院と川崎医科大学総合医療センターを中心に、本学と長年にわたり連携する近隣の病院へ大学が依頼し、決定します。学生が個人で実習先を探す必要はありません。実習先の決定に際しては、学生一人ひとりの通学の利便性を考慮するため、原則として自宅や下宿先から通える範囲となります。学業に専念し、安心して実習に取り組める体制を整えています。

A. 卒業後の主な進路は、病院などの医療機関に加え、医療機器関連企業です。2024年度の臨床工学関連求人件数は531件(本学調べ)で、就職先は中国地方を中心に、四国、京阪神など広い地域に及んでいます。

過去3年間の主な就職先には、医療機関だけでなく、テルモ、オリンパス、ニプロ、フクダ電子、フクダライフテックなどの企業も含まれます。臨床工学技士の学びは、病院勤務だけでなく、医療機器の導入支援、技術支援、保守管理にもつながります。

就職状況(大学公式ホームページ)

A. はい。本学科の卒業生は、医療機関だけでなく、医療機器関連企業へも就職しています。過去3年間の就職先には、テルモ、オリンパス、ニプロ、フクダ電子、フクダライフテック、日本光電などが含まれます。職種としては、医療機器メーカーのサービスエンジニア、フィールドスペシャリスト、営業職などがあります。臨床工学の知識は病院外でも活かせる専門性であり、就職時に選択肢が広がる点は、4年制大学(1号校)で学ぶ大きな利点のひとつです。

A. はい。本学科に寄せられる求人は、岡山県内、中国地方、四国地方、関西、関東、九州など、幅広い地域から届きます。就職担当教員と研究室の教員が連携し、学生の希望地域・希望病院・希望職種を踏まえて、個別に進路相談を行います。地元へUターンして地域医療を支える卒業生も多く、都市部の大規模病院・大学病院へ進む卒業生も多くいます。

A. はい。4年制大学(1号校)の利点として、卒業時に学士号を取得できるため、大学院進学が選択肢に入ります。本学にも医療技術学研究科があり、研究を通じて専門性をさらに深める道があります。将来、教育職や研究職、医療機器開発、専門認定資格の取得などをめざす場合にも、4年制大学での学びは確かな基盤となります。

A. 本学科では、4年間の学びの中で知識と技術を段階的に積み上げ、4年次には学内模試や業者模試などを取り入れた国家試験対策を行っています。直近の合格率は、第39回(2026年3月実施)で78.5%(全国平均65.7%)、第38回(2025年3月実施)で93.4%(全国平均78.9%)と、近年は全国平均を上回る水準で推移しています。国家試験対策を特別な補習にとどめず、日々の授業や実習と結びつけている点が、本学科の強みです。

A. 本学科では、模擬試験や演習の結果をもとに、学生一人ひとりの得意・不得意分野を把握し、必要に応じて個別の学習相談や補習を行っています。学年が上がるにつれて演習量を段階的に増やしていく設計のため、苦手分野は早期に把握し、繰り返し学び直せます。また、Student Assistant制度を通じて先輩から学ぶ機会も設けられており、教員・先輩・同級生の三方向から学習を支える環境が整っています。

A. 本学科の卒業要件を満たしていれば、国家試験の結果によって卒業が取り消されることはありません。本学では、卒業生で残念にも国家資格が取得できなかった学生に対しても、本人が再度、国家試験合格を目指すことを決意した場合には、追加費用なしに国家試験合格に向けた支援を継続して行っています。また、希望者には、個別の学習指導や模擬試験の提供、受験手続きに関するサポートなどを通じ、次回の試験に向けて万全の体制で臨めるよう支援します。