学科長の“ほのぼのトーク”  【朝の一瞬の出会いに ほっ。】

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 昨日の朝、素敵な偶然の出会い。通勤途中のことです。

 川崎医科大学附属病院から川崎医療福祉大学に向かう横断報道で、僕は信号待ち。目の前を通り過ぎた1台の車が、交差点を渡って急停車。すると、車のドアを開け、手を左右いっぱいに振りながら「保野先生~」と大声を張り上げながら、駆け寄ってくる。さらに、小さな男の子が2人、チョコチョコと走りながら後に続く。僕は、「おいおい、危ないぞ。車、車」と叫ぶ。そして、その後を男の人が小走りに横断歩道を渡る。「先生。お久しぶりです。お元気ですか?」なんと、卒業生さん。もう10年以上前になるだろうか。「うちの主人と子どもです!」と笑顔で。ご家族だ。お子さんたちも「おはよう」、ご主人さまも「おはようございます」。「元気でやってますか?」と僕は尋ねる。「先生のお顔が見えたので、嬉しい!」僕も、とてもとても嬉しい。わずかな会話。お子さんたちとハイタッチをして、さようならをした。約1分程度の再会。しかし、もっと長い時間を感じた「ほっ」とする、ひとときでした。

保野 孝弘