学会活動

本学科の教員が第28回日本在宅血液透析学会で優秀演題賞を受賞しました

2026年9月26日(土)~27日(日)に一橋講堂(東京都千代田区)で開催された「第28回日本在宅血液透析学会」において、本学科の小野淳一教員が研究発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。

発表演題は「在宅血液透析の安全性向上に資する新規抜針検知指標estimated Flow Ratioの有用性」で、本学科学部生(卒業生)である田邊壮一、伊藤一磨、飯塚健太郎、名誉教授の小笠原康夫との共同研究による成果です。

在宅血液透析は、患者さんが自宅で血液透析を行う治療法ですが、安全性の確保が重要な課題となっています。特に、治療中に血液を体内へ戻す針が抜ける「抜針事故」は、大量出血につながる危険性があります。しかし、従来の透析装置による圧力監視では、抜針を検知できない場合があります。

本研究では、透析装置から得られる圧力情報を利用した新しい抜針検知指標「estimated Flow Ratio(eFR)」を開発し、その有用性を検証しました。模擬透析回路を用いた実験では、従来法で検知できなかった条件でも抜針を検知でき、検知時間も短縮されることが確認されました。

今回の受賞は、在宅血液透析の安全性向上を目指した研究成果が評価されたものです。今後は、実際の臨床環境を想定した検証を進め、より安全で安心な在宅血液透析の実現に向けて研究を継続していきます。

本学科では、今後も医療現場の課題解決につながる医療機器・医療技術の研究開発に取り組んでまいります。

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