「金魚」
福意 武史(本学科准教授)
参等入賞の子です。
私の趣味には、ボウリングやオートバイがありますが、何といっても第1は金魚飼育です。金魚といっても、金魚の王様と称される「らんちゅう」です。飼育は、よくイメージされる屋内のガラス水槽ではなく、200リットルから1トンもの容量がある屋外池です。池は、モルタル池が主ですが、強化プラスチック製の水槽も使います。それが、我が家の庭に所狭しと並ぶわけですが、夏の最盛期には、大小合わせて15程にも達します。
参等入賞の子です。
春、お気に入りのオスとメスを結婚させます。そして、自家繁殖させた子どもを丹精を込め育てあげ、秋の品評会に臨みます。品評会は、日本らんちゅう協会主催の全国大会をはじめ、各地で盛んに行われます。以前は、地元を中心に、複数の品評会に参加していました。全国大会にも一度参加しましたが、入賞を果たせないまま現在に至っています。近年は、他の行事との日程調整から、年間一つの品評会にのみ参加しています。
入賞できなかった子です。
昨年の大会で、壱等入賞の子です。
その品評会は、大阪で行われる錦蘭会主催の大会です。この大会は、歴史があるメジャーなもので、親魚部門の優勝者には内閣総理大臣賞が贈られます。そして、今年も、10月18日に開催された第91回秋季品評大会に参加してきました。部門は、その年に生まれた「当才魚」、数えの2歳の「弐才魚」、および数えの3歳以上の「親魚」、の3つから成ります。厳重な審査により順位が決められますが、その順位は大相撲の番付に習った形で表されます。番付の階層は、最上位5匹の「優等賞」、次ぐ6匹の「壱等賞」、次ぐ5匹の「弐等賞」、そして「参等賞」、の4層です。そして、優等賞の1位が東大関と称号され、順次、固有の番付名がつけられ、最後の参等賞は前頭○枚目と表されます。
今回は、当才魚の部に、我が家の代表3匹を出品しました。その結果、参等賞に2匹が入賞してくれました。参等とはいえ、入賞自体が難しいことであり、満足しています。また、入賞しなかった子においても、可愛いことに変わりはありません。これからも、金魚と共に楽しい日々を送っていきたいと思います。