卒業生の活躍(医療機関)

卒業生の活躍 2022.11.19

木曽 皓揮 さん(大門高校出身)
国立病院機構 近畿グループ 勤務

 

●所属部署

事務部 企画課 

●仕事内容

仕事の内容:主に、病院運営に関わる、医薬品の医療材料、検査試薬などの購入、委託業者の契約等に関すること。さらに、病院の工事及び役務等の監督、検査の確認に関することや、固定資産の管理、修繕に関することなど、土地・建物・構築物等の管理について担当しております。

●仕事の魅力ややりがい

仕事のやりがいとしては、多職種での連携を図ることができ、コミュニケーション能力の向上につながるところです。具体的には、仕事をする上で、5W1Hを意識し、理論武装を行い、相手が何を伝えたいのかを把握することによって、自分自身のスキルアップにつながり、上司の評価・信頼を得ることができるのでそれがやりがいです。

医薬品の価格交渉を例に挙げると、金額の削減(減額)を考えることはもちろんですが、その場合には削減する上での根拠が必要になってきます。そこで、薬の仕入れには消費税がかかるけれども、薬価にはかからないといった医療の特性を考慮します。そのうえで、費用の削減及び収益拡大を意識するとともに、将来的には、病院の建て替えに必要な経費のことなども考えなければなりません。このように、マクロ的視点を意識しながら、各部署の実情を把握した上で、設備の見直しを図ったり、病院全体の経営状況等を把握することができるのが魅力です。

●この仕事を選んだ理由

  1. 国立病院機構は、47都道府県に拠点(141もの施設数)があり、全国ネットワークを活かした、規模の大きい仕事ができるという点に惹かれました。
  2. 厚生労働省直下の日本最大級の医療グループとなっているため、財政面・経営面に高い安定性があることと、同時に、高水準な医療を提供するほか、医療の調査・研究、医療従事者の育成といった役割を持っているため、常に最先端の医療知識を学ぶことができます。
  3. 進医療や治験などの医療研究をおこなう施設でもあるので、一般の病院と比べると、ここでしかできない特別な経験を培うこともできます。
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