本講習は、教育職員免許法施行規則第5章に定める免許法認定講習として文部科学大臣の認定を受けて行うものです。2019年度~2022年度に引き続き、文部科学省「大学等を通じたキャリア形成支援による幼児教育の「職」の魅力向上・発信事業(幼稚園教諭免許法認定講習等の在り方に関する調査研究)」の委託を今年度も受け、地域の幼稚園教諭二種免許状を有する教員を対象に一種免許状への上進するために必要な単位を修得し、併せて現職教員の資質向上を図ることを目的としております。
本学では3年間で全10講習10単位の受講を想定し、講習の開設を予定しています(幼稚園等における12年以上の教諭の経験と合わせて幼稚園教諭一種免許状への上進が可能となります)。なお、2021年度までは、1講習15時間のうち、6時間分を、「教員免許状更新講習」(1講習6時間)として利用することができましたが、2022年度からは利用できませんのでご注意ください。
一定の教員免許状を有する現職教員の方が、上位の免許状や他の種類の免許状を取得しようとする場合に、大学の教職課程によらずに必要な単位を修得するために開設されている講習です。
第九条の五 教育職員で、その有する相当の免許状(中略)が二種免許状であるものは、相当の一種免許状の授与を受けるように努めなければならない。
2023年度に開講を予定している講習は、下記の1講習です。
下記の内容は予定であり、変更することがあります。
本科目では、特別支援教育の概要について学ぶとともに、様々な障害等により特別な教育的ニーズのある幼児の理解とその支援について、各幼児の個別の教育的ニーズに対して必要となる知識及び支援方法について理解することをねらいとする。そのために、障害等の概念の理解とその支援の意義について学修する。さらに様々な支援の紹介及び事例の検討を行い、特別な教育的ニーズのある幼児の理解と支援の概要について理解を進める。併せて支援を進めるための支援計画の作成、記録及び評価の実施を行い、個別に応じた理解と支援の実施のために必要な知識と技術を身につけることを目指す。
免許法施行規則に 定める科目区分等 |
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する理解 |
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時間 | 8月19日(土)10:15~17:45 12月27日(水)8:45~17:15 |
講師 | 重松 孝治(川崎医療福祉大学子ども医療福祉学科・講師) |
幼稚園教諭二種免許状を有する教員であり、教育職員免許法施行規則第5章に定める免許法認定講習の本学における受講により、幼稚園教諭一種免許状への上進を希望する者。上進の条件は幼稚園(幼保連携型認定こども園等を含む)勤務経験12年以上となる幼稚園教諭二種免許状を有する者ですが勤務経験が少ない幼稚園教諭等も受講は可能です。
一種免許状への上進にあたり、
については、地域によって違うため各都道府県の教育委員会の教員免許状を授与する関係課・係に問い合わせてください。
免許法認定講習の申込~受講まで
2023年6月9日(金)9:30~2023年7月7日(金)17:00まで
仮申込フォーム受付を終了しました
仮申込の受付後、受講の可否についてメールにてお知らせします。
「kyomuka@mw.kawasaki-m.ac.jp」が受信できる環境に設定をお願いします。メールが届かない場合はご連絡ください。また、受講可の方は以下のとおり、受講申込書、受講料の手続きをお願いします。
必要事項を記入し、郵送にてお申し込みください。
様式は仮申込が終了後、受講可のメールに添付します。
1講習につき、6,000円
(原則として納入後の返金はしません。)
受講申込書、受講料の手続きの確認が取れましたら、申込が完了となります。
7月末までに、受講決定者のみに「受講の手引き」等をメールにて送付いたします。
詳細につきましては「受講の手引き」をご確認ください。
各講習の最後に、レポート等の認定試験を行い、合格基準に達した者に対して、「免許法認定講習単位修得証明書」を発行します。証明書は、2024年3月上旬までに郵送する予定です。
kyomuka@mw.kawasaki-m.ac.jp 上記のリンクからメールソフトが起動しない場合は、普段お使いのメールソフトに上記のメールアドレスを入力して送信してください。
講習会場案内図は、交通アクセスページをご覧ください。