2016年11月19日(土)に川崎医療福祉大学において,8期生10年会が行われました.
8期生は,2002年に入学した期となります.8期が卒業した2006年から今年で10年
となりました.
卒後10年を記念して,今回の会の実施となりました. 文責:山形
以下,8期生10年会幹事の岡部拓大さんよりコメントです.
私達、川崎医療福祉大学リハビリテーション学科8期生は本学を卒業してから早
や10年が経ちました。卒後10年という節目にあたり、10年間を振り返り、更なる
躍進を祈念し「8期生10年会」を開催いたしました。 10年会では代表して数名の
卒業生が報告をおこない、この10年間の出来事、経験したこと、悩んだこと、ま
た、今後の展望についてそれぞれの分野、立場から報告してもらいました。 報
告の中では、青年海外協力隊で得た海外での経験、出産・育児という多忙な中で
の臨床への取り組み、本学で教職者として教育に携わり研究も精力的に取り組ん
できた経験、臨床と研究との両立、後輩育成の苦慮など、様々な内容が報告され
ました。向上心を持って臨床、研究、教育、家庭に対して取り組んでいる同期の
姿を拝見することができ、10年間の厚みを感じられる有意義な会になったのでは
ないかと思います。 また、我々の担任でありました渡邉進先生に“歩行と姿勢制
御及びメッセージ”というテーマで特別講演をしていただき、歩行に関する集積
した知見と卒業生に対する想いをいただきました。今日、目まぐるしく変わって
いく医療のなかで、「障害者に寄り添い、障害を軽減し、支えようとする心や仲
間を大切にする心といったリハビリテーション・マインド」や「目標に向かっ
て、毎日一歩ずつ、対象者と共に歩む姿勢」は変わらないのだという事を御教授
いただきました。卒業してからもこのように卒業生を気にかけて下さる先生に心
から感謝申し上げます。 成長した同期と再会し、楽しかった大学時代に戻った
ような感覚になりながらも頑張っている同期の姿に刺激され、これからの10年も
頑張れる活力を頂きました。10年という節目に同期で集まり、語れたことは、こ
の先の新たな目標に邁進できる貴重な機会になったのではないかと思います。
最後に「次は20年会で」という更なる精進を約束し、会を終えました。 今回、8
期生10年会の開催にあたり協力してくださった、川崎医療福祉大学の先生方、報
告者の皆様、参加者の皆様、アイディアを下さった7期生の先輩方、すべての
方々へ心より御礼申し上げます。