リハビリテーション学科 作業療法専攻 卒業生 則武香織
この度、無事に卒業式を迎えることができました。大学院生も含め、22名という少人数であるにも関わらず、こうして厳粛な式を挙行して頂け、身に余る思いです。
またお忙しい中、学科の先生方にもたくさんご出席して頂き、皆様から温かいお祝いの御言葉を掛けて頂け、非常に感慨深いものがありました。心より御礼申し上げます。
私は作業療法士になることを夢見て、4年前の春に本学へ入学して参りました。入学以前より「大変である」ことは聞いていましたが、私が思っていた以上にハードな日々で、実際何度も挫けてしまいそうになりました。ですがそんな時、同じ学科の仲間を始め、サークルやボランティア活動で出逢った友人、先輩や後輩、恩師の方々、そして学科の先生方に支えて頂き、なんとか4年次まで進学することができました。
リハビリテーション学科は4年次より約半年間の長期実習へ出ます。病院や施設において、指導者の先生の御指導の下、初めて一人で患者様と関わらせて頂けるため、将来セラピストとして働く上で非常に勉強になるとともに、大変貴重な経験をさせて頂くことができます。
私は昨年度、身体障害領域の病院、精神障害領域で就労支援の事業所の、計3箇所に実習に行かせて頂きました。未熟なりに、出来る限りの努力はしたつもりでしたが、自身の勉強不足もあり、卒業は延期となってしまいました。自身の不甲斐なさゆえ、「自分はやはり作業療法士に向いていないのかもしれない」と、夢を諦めてしまいそうになりましたが、担任の先生を始め、多くの先生方に励まして頂き、また翌年の長期実習へ出る前には補充実習との形で熱心に御指導頂けたことで、再び「作業療法っていいな」、「やっぱり作業療法士になりたい!」と、忘れかけていた気持ちを取り戻すことができました。
お陰様で今年度の長期実習では、もちろん大変なことも数多く、悩んでしまうこともありましたが、それよりも前向きな気持ちで実習を楽しむことができ、無事に実習を終了することができました。
「壁を乗り越える」という貴重な経験、新たに尊敬のできる指導者の先生を始め、素敵な方々との出逢いがあり、同期の仲間と比べると遠回りではありますが、それ以上に、人生が豊かとなったような感じがし、「あの時諦めなくて、逃げ出さなくて、本当によかった」と、心から感じています。そして、どんな状況の時でも変わらず支え続けて下さった学科の先生方を始め、友人、恩師、実習でお世話になった先生・患者・利用者・家族の皆様方、そして自身の家族に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。
続いて就職活動、国家試験と、まだまだ乗り越えなければならない壁があります。この感謝の気持ちを忘れることなく、自身の理想とする作業療法士像を胸に、今後とも自己成長を目指し、日々精進して参りたいと思います。