リハビリテーション学科NEWS HEADLINE 

2009.09.25
1年生:病院見学(夏休み)の報告会が開催されました


4月に入学したリハビリテーション学科の1年生84名には大学生になっての初めての夏休み。今まで(高校生)に比べると、その長さに驚いた学生もいると思います。そんな夏休み中、勉強をしたり、実家へ帰省したり、バイトをしたり、自動車学校に通ったり、友達と遊んだり・・・。そんな中、自分の選んだ道(職業)についてなるべく早くから考えたり、その現場を見てもらおうと毎年、1年生の夏休みの時期に、自分の興味のある病院にお邪魔をして、見学をしてくるように促しています。その見学の内容や感じたことを皆で発表し合い、PTやOTという仕事の実際について考えました。大学での講義を離れ、実際の現場に触れることができるとてもいい機会になりました。

       
       

  

  
その中から、理学療法専攻の
大関野乃さん(写真↑↑)の病院見学のレポートを以下に紹介します。

 

私は817日に岡山市北区にあるN整形外科医院を見学させていただきました。昨年40周年を迎えたN整形外科医院は、地域医療に取り組み、急性外傷や腰痛、膝関節痛など整形外科慢性疾患、小児科外科疾患の対応、他に特殊外来として、肩・肘・手関節・手指の外傷・疾患、スポーツ障害、透析による関節・神経障害の診断や治療を行っています。

 今回、N整形外科医院を見学させていただいた理由は、私が高校1年生の頃に部活動で怪我をしてからお世話になっている病院であり、当時は患者としてリハビリテーションに通っていた病院を、今度は理学療法士を目指す者の立場から改めて病院内を見学したいと思ったからです。病院にはどのような年齢層の患者さまが多いのか、どんな理由で診察やリハビリテーションに来たのか、色々なことに目を向けてみると、年齢層に特に大きな傾向はなく、幼い小児からお年寄りまで幅広い年齢層の方達が病院を訪れていました。また、膝を痛めてリハビリテーションに通っている方、事故でムチ打ちになり首を痛めてしまった方、部活動で過度な運動により足を痛めている方、手術後のギプスをはずしに診察に訪れた方、たくさんの方達がいらっしゃいました。

 私は朝、病院の開院する前に清掃や包帯・ガーゼを準備する看護師さん達のお手伝いをさせていただいたり、朝礼にも参加させていただきました。その後、院長先生が診察される場面を見学させていただいたり、理学療法士の先生と患者様のリハビリテーションやストレッチ体操の様子を見学させていただきました。

 今回の病院見学実習を通して、「絶対に理学療法士になりたい」と改めて強く感じました。見学中に、理学療法士の先生から「リハビリの順番を待っている患者さんとお話をしてもいいよ」と、患者さまとお話させていただく機会をいただいたのですが、積極的に話しかけに行くことがなかなかできませんでした。この経験から、これからは普段から様々なことに興味を持ち、話の話題となることを身につけることも大切だと感じました。3年前に「理学療法士」という職業を初めてこの病院で知り、実際に自分が理学療法士を目指すきっかけともなったこの病院でまた3年後にぜひ、臨床実習を行いたいと思います。そして今回、学んだことを今後の授業の一環としてある病院見学や実習、日々の生活に活かし、立派な理学療法士を目指したいです。

 
  


  

4年後には立派なPTやOTになれているように、みんなでがんばろう!!そのためにまず今は、解剖学、生理学・・・かなぁ〜(担任談)。

(Layout by Yoshi)