リハビリテーション学科NEWS HEADLINE 

2008.09.25 藤田先生が北京パラリンピックに行ってきました 

 2008年9月7日から18日までの12日間、北京パラリンピックに、義肢装具・車いすのリペア(修理)スタッフとして参加してきました。

 障害者スポーツの競技者は、競技中に義肢装具・車いすの調整や修理が必要となります。パラリンピックには、義肢装具・車いす分野で世界的に有名なオットーボックヘルスケア社が公式のリペアサービス提供会社として協力しており、日本からも私を含めて数名がリペアスタッフとして参加しました。
 選手村にあるリペアブースと各競技会場にあるサテライトのリペアブースで義肢装具・車いすの調整や修理にあたりました。現場では中国のボランティアスタッフや他のリペアスタッフとともに言葉の壁に大変苦労しながら、地道な作業を続ける日々でした。当然のことではありますが、選手の方々は、自分の義肢装具・車いすの状態、構造を大変詳しく把握されており、これらの道具の大切さをあらためて実感させられる日々でもありました。

 文化の違いに驚き、言葉の壁に苦労した12日間でしたが、理学療法士として、また福祉用具の研究に携わるものとして、大変貴重な経験ができました。 藤田 大介 (本学講師)


 
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