リハビリテーション学科NEWS HEADLINE 

2007.08.02 臨床実習(2)終了後の症例報告会

 
作業療法専攻 津田憲吾 

症例報告会の感想

 2007年7月31日、臨床実習(2)を終えた4年生による症例報告会が行われました。身体障害領域と精神障害領域より2症例ずつの報告が行われ、学生間からは多くの質問や意見が出されました。1人の症例に対して、意見を交し合うことにより、自分一人では気付くことの無かった視点を持つことができ、良い刺激を受けることが出来ました。
 4月から始まった臨床実習(1)(2)の4ヶ月を通して、4年生の皆がそれぞれ学び・考え・感じた、それら一つ一つの「想い」と言うものを、強く感じることで出来た場であったと思います。
   さあ、臨床実習も残すは、(3)期の2ヵ月間となり、学生として臨む実習は最後になります。最後の実習にどう臨むのか・・・。皆それぞれに想いがあると思います。僕個人としては幸いにも今日までの4ヶ月間で、本当にたくさんの方との出逢いを重ねることが出来ていると思います。その出逢いの中では、嬉しいとか楽しいと言うポジティブな感情のみでなく、辛いや悲しい、怒りといったネガティブな感情が湧いて来ることもありました。その度に自分自身を見つめ直し、自分なりに改善方法を模索して、毎日がその繰り返しであったように感じます。その毎日があったからこそ、成長とは人との出逢いにより生まれる物であると考えるようになりました。
 臨床実習(1)(2)(3)は、僕たちがセラピストとしてスタートラインに立つための一歩であると思います。その一歩を意義ある物にするためにも、最後の臨床実習(3)での一期一会を大切にし、素敵な出逢いを重ねて行きたいです。



理学療法専攻4年

症例報告会の感想

 8月1日に,(2)期目の臨床実習を終えた理学療法専攻4年生の症例検討会がありました.それぞれの学生が担当させていただいた患者様の疾患ごとに4つのグループに分かれて行いました.どのグループにおいても活発な質疑応答が交わされていました.学生の感想を紹介します.

 今回は少人数制で行ったため和やかな雰囲気で発表が進み、質疑応答もとても行いやすかったです。また、発表した症例についての質問だけではなく、それぞれが実習先で学んできたことを教え合う場面もあり、とても有意義な時間となりました。(PT専攻4年:北村)

 4月からこれまでとは違った環境で日々臨床経験をさせていただき多くのことを考え、そして教えていただきました。それにより4ヶ月間の実習で1〜3年生までとは違う視点で評価や治療を考えることができるようになってきたのではないかと思います。
実習では、他の仲間達もそれぞれの場所で学び色々な考えを持っていたと思いますが、それを今日のように意見交換し共に考えるというのは非常に面白く、有意義なものでした。
 実習は残り2ヶ月となりました。これまでに得たもの、今日得たもの、そして今後得られるものをしっかりと自分のものにできるよう日々精進していきたいと思います。(PT専攻4年:茅本)
 

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