リハビリテーション学科NEWS HEADLINE 

2007.05.28 明石賞の授与式が行われました。

 「明石賞」というのは、前川崎リハビリテーション学院長および前川崎医療福祉大学リハビリテーション学科長の故・明石謙先生が、設けられた賞です。
 明石先生は、両校教員が協力して教育に取り組もうと提案され、合同の実力試験が実施されるようになりました。さらに、優秀な成績を修めた者を表彰して褒美を渡そう、と提案されたことがきっかけで、毎年「明石賞」が授与されることになったのです。

 その趣旨は、両校はいわば兄弟あるいは姉妹校なので、両校の学生が同じ理学療法士・作業療法士という道を目指すものとして、仲良くかつ切磋琢磨してしっかり勉強して欲しいというものです。その趣旨にのっとり、川崎医療福祉大学リハビリテーション学科と専門学校川崎リハビリテーション学院では、国家試験受験対策の一環として、合同で実力試験を行っています。
 第1回合同実力試験(4月はじめに実施)では2年生を対象に解剖学と生理学の試験を行います。第2回合同実力試験(3月末の臨床実習開始直前に実施)では福祉大学の3年生,リハ学院の2年生を対象に臨床実習前に全ての科目の試験を行います。この試験の成績優秀者に「明石賞」が授与されます。
 今年度は福祉大学から1名,リハ学院から2名の計3名が受賞しました。受賞した学生は大変よく努力したと思います。その栄誉を讃えたいと思います。両校の全ての学生は、「明石賞」の趣旨と明石先生のご遺志を十分に理解して、今後とも大いに切磋琢磨しながら勉強に励んで欲しいと願っています。

 

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