リハビリテーション学科NEWS HEADLINE 

2007.2.23 「臨床実習指導打合せ会議」が開催されました。

リハビリテーション学科では4年生になると、理学療法専攻の学生は「理学療法臨床実習」を、作業療法専攻の学生は「作業療法臨床実習」を履修します。この臨床実習は、1回当たり8週間を3回行います。すなわち1ヶ所の病院あるいは施設での実習を8週間、これを3ヶ所で行うのです。19年度の実習期間は4月2日〜5月26日、6月4日〜7月28日、8月6日〜9月29日の予定です。また、19年度の実習病院・施設の総数は理学療法臨床実習が90、作業療法臨床実習が60の予定です。いったん実習がはじまると、学生は8週間、所定の病院あるいは施設に通い、その病院・施設の理学療法士あるいは作業療法士である臨床実習指導者の指導の下、理学療法・作業療法の実践を学ぶのです。実習期間中、大学の教員は、電話で実習指導者と連絡を取り、また必ず1回は訪問し、臨床実習指導者の意見を聞き、学生への指導を行います。場合によっては何度も訪問や電話連絡を要することもあります。このように、臨床実習には、臨床実習指導者と大学教員の密接な連携が不可欠です。
 今回開催された「臨床実習指導打合せ会議」はその連携の重要イベントです。出席者は、臨床実習指導者が124名(理学療法士76名、作業療法士48名)、大学教員が16名でした。
 まず、13:30から2時間にわたった全体会議は、18年度臨床実習の総括報告と19年度臨床実習の予定確認と実習の進め方が中心の議題でした。16:00からの専攻別会議では、臨床実習指導者から学生指導に関する意見が自由に活発に発言されました。複数の臨床実習指導者から「指導上で困ったら早めに教員に連絡・相談することで解決に向かう」という発言があり、臨床実習指導者と教員の連携の重要性が認識できました。会議の合間の休憩時には18年度臨床実習を終了した学生たちと臨床実習指導者の先生方との対面時間を設けました。再会を喜び合う姿がホールにあふれていました。
 17:30からは学内のレストランに移動して、懇親会が開かれました。食事と飲み物とおしゃべりで会場内はなごやかな雰囲気につつまれていました。19:30に閉会となり、当日の行事が無事終了しました。


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