リハビリテーション学科NEWS HEADLINE 
2007.1.13 リハビリテーション学科卒業論文発表会

作業療法専攻


  スペシャル Thanks for Teacher (*^_^*)  進藤圭子
 卒論のテーマは「左右の耳への言語性刺激により分類したグループ間のストレス刺激に対する自律神経反応の差異」でした。初めての研究で、最初は何をテーマにしたらよいのか本当に迷いました。でも、先輩方が今まで行ってきた研究や、作業療法学会誌からたくさんのヒントを頂いてやりたいことを見つけだすことができました。
 しかし、テーマが決まっても実際に研究を進めていくのはとても大変なことでした。データ解析や、考察をする際に、担当教員からの熱心な指導があったからこそ、論文を完成させることができたのだと思っています。研究発表会では先生方や同級生からの様々な意見を頂いて、色々な視点で考えることができ、新しい発見をする事ができました。今後、就職してからも、様々なことに疑問を持ち、それを研究していくことを忘れないでいたいです。

指導教員から一言
 脳の高次機能とストレスとの関係について調べたいと言ってきたときには,「ムリ,ムリ,無理だよ。」と答えておきました。その後,なんだかんだと論文を読んでは「やってみたいです。」と言ってくるので,まあ,遊びでもいいからやってみようかとなりました。
 音声ソフトを使用して言語刺激と記憶との関係や厚生労働省の簡易テストを使用して被験者を2群に分け,様々な心理的ストレス課題を与え自律反応にどう影響するかを検討させました。さいわい,連続デジタル発汗測定装置や酸素飽和度測定装置などで定量的に自律神経反応が測定できるものがありました。そしてクリアーな結果が出て本人も大満足だったのです。
 しかし,大きな落とし穴が・・・。こんなにうまく結果が出てなにかヤラセ番組みたいだというのです。卒論では時間や被験者など多くの制約があります。自由な発想で取り組み,一定の条件できちんとやり,その結果をストレートに出せばいいよと説得し,発表に漕ぎつけました。今後,この経験を生かし,もっともっと飛躍してください。


理学療法専攻


 平成19年1月13日(土)に4年次生による卒業論文発表会が開催されました。 リハビリ学科では卒業研究を3年次から取り組んでいますが,4年次は4月から10月初めまで臨床実習があるため,本格的な仕上げ作業に取り組めるのは10月以降となっています。また,国家試験に向けての勉強も同時に行わなければいけない時期でもあります。そのような状況の中,自分達の力で仕上げ,その成果を堂々と発表している姿に頼もしさを感じました。卒業後もこの経験を活かし,研究を継続してほしいと思っています。


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