投稿者: noritake

2025年度大学院専攻交流会が行われました!

2026年3月14日(土)午前、本学の川﨑祐宣記念講堂多目的ホールにて、2025年度の「大学院専攻交流会」が開催されました。

臨床心理学専攻からは、このたび、本専攻修士課程を修了される上原昇馬さん(指導教員:谷原弘之教授、指導教員補佐:山根嵩史講師)が、「学生アルバイトにおけるワーク・エンゲイジメントが心理的well-beingに与える影響」と題して、専攻代表として発表されました。

当日は、これまでの研究成果を堂々と発表され、その頼もしい姿がとても印象的でした。発表後の質疑応答では、フロアから多くの質問が寄せられ、研究内容への関心の高さがうかがえました。

上原さんは、この春から研究者としてさらなる高みを目指し、次なるステージへと歩みを進められます。益々のご活躍を、専攻一同心より応援しています!!

教職員コラム 心理学って役に立つんじゃ 〜 ストレスとストレスマネジメント 〜 福岡 欣治

 先日届いた愛育活動の情報誌を見たら、“今日からできるストレス対処法”というコーナーがあって、そのひとつめが「話す・相談する」でした。これって、社会心理学(私自身が担当している本学の科目でいえば「対人コミュニケーション論」、臨床心理学科の科目でいえば「社会・集団・家族心理学」)の中の「自己開示」の話だな〜、と思い出します。


 ちょうど近々に、働く人のメンタルヘルスに関する大阪商工会議所主催の検定試験である「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」の団体特別試験を実施するのですが、公式テキストに載っている事柄、たとえば「4種類のソーシャルサポート」(#)の話は、健康心理学(現在の本学での授業名は「健康・医療心理学B」)で話している内容だな〜、と思い出します。

 私たちがふだん目にする情報のあちこちに、授業で扱っている事柄があって、社会の中で使われているんだな〜、と楽しくなります。このコラムを見てくださっているみなさんにも、ぜひ、聴いていただきたいです!

(#)
「情緒的」「情報的」「道具的」「評価的」。それぞれ、励ましや受容、課題解決に役立つ情報の提供、実際の手助け、仕事ぶりや業績などへの適切な評価にあたります。元々の出典は、以下の文献です。
House, J. S. (1981). Work stress and social support. Addison-Wesley

福岡 欣治

教職員コラム 心理学って役に立つんじゃ 〜 メンタルヘルス 〜 谷原 弘之

 働く人のメンタルヘルスを研究してきました。メンタルヘルスは「心の健康」と訳され、心理学を通じ、健康で長く働き続けることに役立てています。

 例えば、学校や仕事に行くと人間関係のストレスが発生し、時には疲れることがあると思います。家に帰り、推し活をすると元気が回復し、次の日もがんばろうと思えるのではないでしょうか。これがストレス対処法で、コーピングと言います。

 現代社会ではストレスを完全に排除することは難しいため、瞬間的に自分を守る“ストレスコーピング”を使ったり、信頼できる人に相談にのってもらい応援してもらう等、様々な心理学的手段をもつことが、心の健康を維持するカギになります。

 

谷原 弘之

2026年1月24日(土)「くらしき健康プロジェクト(イオンdeくら★けん)」に出展しました!

こんにちは、臨床心理学科です!
先日、イオン倉敷で開催されたイベントに出展しました。

テーマは、「早ね・早起き・朝ごはん★こころもからだもストレスフリーに」
自分自身のココロを整えるワークを行い、その内容を小さな「豆本」に仕立てるワークショップです。最後に書き込むのは、自分への約束「おやすみ宣言」。

今回のイベントを支えてくれたのは、頼もしい学生サポーターのみんなです!
予想以上の盛況ぶりに、現場でテキパキと動いてくれたり、参加者の方との会話を盛り上げてくれたりと、臨機応変な活躍を見せてくれました。

完成した豆本が、皆さんの枕元で穏やかな眠りを守ってくれることを願っています。

2026/01/10 心理実践実習C報告会

 2026年1月10日,修士1年生の学外実習報告会を行いました。

 本報告会は,公認心理師が活躍する5領域(保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働)の中から,1人がそれぞれ2つの領域の施設に実習に行き,各自が学んだことを報告します。
 学生は,どの領域の施設にも興味をもち,質問や意見交換しながら心理職の職場の理解を深めようとしていました。

教職員コラム 心理学って役に立つんじゃ 〜 臨床と基礎研究 〜 中村 有里

 私の専門はうつ病や強迫症などに効果が認められている認知行動療法です。私は心理支援の現場でこの治療法を実践すると同時に,「この治療法は心のどこに働きかけ,どこに変化をもたらしているのか」,「治療で良くなった後,なぜ再発することがあるのか」といったメカニズムを研究しています。

 心理支援の中で生まれた「治療法の効果がもっと長く続く方法はないだろうか」という疑問が,私の研究の出発点です。こうした研究は,安心して治療を始め,希望をもって治療を継続することを支えることにつながると考えています。心理支援の実践と研究の両方を行うことが,よりよい社会への貢献につながっていると信じています。その道を一緒に歩める学生がいることも私の大きな励みになっています。写真は実験のために作った小道具です。何に使うかは講義でお話しています。お楽しみに。

中村 有里

【告知】臨床心理学科 門田昌子先生が登壇される公開講座が開催されます

本学科の門田昌子先生が講師の1人としてお話をされる公開講座が開催されます。
今回のテーマは「子育て・孫育て応援講座」です。先生の知見に触れられる絶好の機会ですので、奮ってご参加ください。

講師:門田昌子先生(臨床心理学科)
   樋上泰己先生(保健看護学科)
   小川千晶先生(医療福祉学科)
   コーディネーター尾崎公彦先生(医療保育学科)

テーマ:地域ぐるみで子育て・孫育て応援講座~安心できる子育てを一緒に考えましょう~

開催日時:2026年1月17日(土)10:00~12:00(9:30開場)

会場:川崎医科大学総合医療センター(岡山市)

お申込み:チラシより詳細をご確認の上、お申込みください。

2025/12/20 心理実践実習E報告会(M2)

 12月20日,修士2年生の実習報告会を行いました。

 本報告会は,学外実習で得た学びや気づきを共有し,自身の成長を振り返るとともに,今後の学びにつなげることを目的として毎年実施しています。
 本報告会では,多様な実習先での経験について,学生一人ひとりが具体的な事例を交えながら発表しました。実習を通して感じた支援の難しさややりがい,倫理的配慮の重要性,そして心理支援を必要とされる方との関係性の中で学んだことなど,現場でしか得られない深い学びが語られました。学生同士が互いの経験に耳を傾け,質問や意見交換を行う姿からは,温かく,学び合いを大切にする風土を感じました。

 本専攻では,丁寧な指導体制のもと、実習前から実習後まで一貫したサポートを行い,学生が安心して実習に臨めるよう支援しています。実践的な学びを積み重ねることで,確かな専門性と人間理解に基づいた心理支援ができる人材の育成を目指しています。

心理専門職養成のため,本実習に関わってくださった全ての方々に,この場をかりて心より御礼申し上げます。

2025/12/05 心理実習Ⅱ 報告会を実施しました

12月5日(金)、4年次生による「心理実習Ⅱ」の報告会を開催いたしました。

 本報告会では、総合病院、精神科病院、児童精神科クリニック、児童心理治療施設、児童養護施設、児童発達支援センター、適応指導教室、児童相談所、就労継続支援B型事業所など、多岐にわたる実習先での学びが共有されました。

 4年次生は、この報告会の前日に卒業論文の提出日を迎えており、多忙な日程の中で準備を進めてきました。卒業論文の執筆と並行し,臨床現場で得た経験を丁寧に振り返り,その内容を落ち着いた姿で発表していたことが印象的でした。

 報告会には、実習先の先生方にもお越しいただき、学生の報告に耳を傾けながら温かいご助言をいただきました。また、次年度に本実習を履修する3年次生も参加し、先輩の発表をもとに臨床場面をイメージしながら積極的に質問する姿が見られました。4年次生は、自身の学びを振り返りつつ丁寧に回答し、実習で得た知見を後輩へとつないでいました。実習先の先生方・学生が同じ場で交流することで、専門的な対話が活性化され、大変有意義な時間となりました。

 3日間の実習をご指導くださった先生方、そしてお忙しい中報告会にご参加いただいた先生方に、改めて心より感謝申し上げます。
 4年次生には、今回の実習で得た経験を今後の進路や専門職としての成長へと活かしてほしいと考えています。また3年次生には、先輩の学びを糧に、次年度の実習をより充実したものへとつなげてくれることを期待しています。

2025/12/04 令和7年度の卒業論文が提出されました

 12月4日(木)が令和7年度の卒業論文提出日でした。卒業予定者の全員が無事に卒業論文を提出できました。4年生の皆さん,本当にお疲れ様でした!

 提出された卒業論文のタイトルを眺めてみると,様々な心理学領域の専門用語に加えて,SNSやスマートフォン,化粧や推し活といった日常生活に関するものなど,実に多様なテーマが扱われています。4年生の皆さんが,ご自身の興味関心からスタートし,関連する文献を調べ,データの集め方を検討し,考察を深め,研究へと昇華させていったことが伺えます。もちろん指導教員のサポートもあったでしょうが,卒業研究の完成まで漕ぎつけたのは皆さん自身の努力の賜物です。

 提出された卒業論文は,学科教員による査読を行った後に返却されます。また,多くのゼミで卒業研究の発表会も予定されているようです。他にも,資格関連の実習や新生活の準備など,今しばらく慌ただしい日々が続くのではと思います。もう少しで冬休みですので,この辺りで一息入れつつ,最後まで充実した学生生活を送ってください。