功労賞おめでとうございます(2020年度)

「岡山、倉敷市内の公民館や集会等で開催された出前講座や啓発セミナーについて、高齢者を対象に、特殊詐欺や悪徳商法に関する寸劇や被害防止を訴える啓発活動を行い、高評価を得た。」との業績に対し、大学から功労賞が贈られました。

受賞したのは田村ゼミ4年次生6名です。被害者を一人でも少なくすることを願い、寸劇では手作りした小道具を使って、セリフはより分かりやすく「大きな声でゆっくり」と言う、などの工夫をしながら演じたようです。このように学生は日頃のゼミ活動で育てたチームワークを生かし、地域の皆さまへの貢献となる活動も行っています。

がん登録実務初級者認定試験 合格おめでとうございます

がん登録実務初級者認定試験に合格という嬉しいニュースが届きました。今回の試験は新型コロナウイルス感染症の影響から実施時期が不明という状況下で、4年次生は不安を募らせながらも、協力し励まし合いながら試験までの日々を過ごしました。

「大学生活最後の検定試験、最後まで諦めずに挑戦して本当に良かった」と喜びの声。就職後のことを考えて、1日1日を無駄にせず頑張り続けた結果が実を結んだのでしょう。

医療秘書学科に入学後、クリニカルセクレタリー、診療情報管理士、診療報酬請求事務能力認定試験など難易度の高い検定を受験するたびに、最後まであきらめない姿勢を身につけることができました。卒業後も努力を怠らず、常に上を目指してチャレンジし続けてください。応援しています。

オープンキャンパス

2020年9月22日に、今年度2回目のオープンキャンパスが開催されました。
今回の体験学習は「遠隔診療における医療秘書の役割」と「診療報酬入門」。

遠隔診療とは、医師と直接対面診療を受けることが困難な状況にある患者さんが、情報通信機器を通して診療を受ける診療形態のことです。現在、新型コロナウイルス感染症の流行のため、対面での受診を控える患者さんが増えています。そのため、「情報通信機器を用いた診療により診断や処方をして差し支えない」とされています。

このように患者の受診形態の変化に伴って医療秘書はどのような業務を任されるのか、ということでSkypeを使ってオンライン診療の場面を設定し、体験していただきました。インターネットを使って患者さんを呼び出し、医師へとつなぎます。

ほんのわずかな時間ですが、患者さんへの思いやりを持って、やさしい言葉遣いで対応できていました。みなさん初めての経験にもかかわらず、スムーズに医療秘書の業務をこなしていました。

次回のオープンキャンパスは来年3月の予定です。新着情報をご用意してみなさんのお越しをお待ちしております。

遠隔診療における医療秘書の役割
診療報酬入門

サマースクールを開催しました

8月22日土曜日、年に一度のサマースクールを開催いたしました。今年も多くの高校生が参加してくれました。

医療秘書のお作法や医学的なからだの部分と描き方、だんどりなど、医療秘書学科で学ぶ内容を体験していただきました。また、診察室の中で医療秘書はどのように医師を補佐するのかを見学していただきました。さらに4年次生が診療内容を要約し、電子カルテへ迅速に代行入力をする場面を披露してくれました。

参加者からは、だんどりの勉強はすぐに使えそう、4年次生のように早く文字入力できるようになりたいなどの感想をいただきました。参加者のみなさま、お疲れ様でした。

だんどりの勉強 ?
4年次生が電子カルテ代行入力を披露