功労賞おめでとうございます(2020年度)

「岡山、倉敷市内の公民館や集会等で開催された出前講座や啓発セミナーについて、高齢者を対象に、特殊詐欺や悪徳商法に関する寸劇や被害防止を訴える啓発活動を行い、高評価を得た。」との業績に対し、大学から功労賞が贈られました。

受賞したのは田村ゼミ4年次生6名です。被害者を一人でも少なくすることを願い、寸劇では手作りした小道具を使って、セリフはより分かりやすく「大きな声でゆっくり」と言う、などの工夫をしながら演じたようです。このように学生は日頃のゼミ活動で育てたチームワークを生かし、地域の皆さまへの貢献となる活動も行っています。

4年次生、もうひと踏ん張り!

卒業前の4年次生は、「がん登録実務初級者認定試験」の合格にむけて猛勉強中。これは本試験に合格することにより、拠点病院整備指針の「国立がん研究センターによる研修を修了」した「院内がん登録の実務を担う者」とみなされるものです。

現在、卒業論文執筆の追い込み時期ですが、試験日が迫っています。このように、いくつものタスクを並行して行うためには「計画的な段取り」とスケジュール作成が必要。医療秘書学科では、「チームの段取りを効率よくマネジメント」することができるよう、学外実習の前に国際標準プロジェクト・マネジメント手法のエッセンスを取り入れた人材教育を行っています。合格をお祈りしています。

オンライン授業(医療秘書機能演習)

医療秘書機能演習は、1年次生の必修科目。

現在、対面と遠隔を併用して授業が行われています。この日は医療秘書として来院者へ医療機関へのアクセスや診療時間の問い合わせへの応答、院内他部署への伝言等をオンラインでロールプレイを行いました。医療秘書は院内外の様々な状況にも即座に対応できるよう、日頃から準備しておくことが必要です。

今後は、電話での対応だけではなく、ネットワークを利用した診療等も増える傾向にありますので、そういった流れにも対応していきます。

秘書検定1級受験対策

秘書検定1級受験対策(実技)がいよいよ始まりました。

まずは、お辞儀から
1級合格者の実技を参考に…

医療秘書学科では、秘書検定サークル Go for it! のみなさんが合格まで丁寧にサポートしてくれます。コロナ禍においては、マスク着用での実技試験が行われるため、練習時にも目の表情を特に意識して指導しているとのことです。

このように、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は秘書検定の受験にも影響しているようです。医療の現場も大きく変化していますが、医療秘書にはこのような環境の変化にも即座に対応できる能力や技能が求められます。
目の表情は、コミュニケーションにとって非常に大切です。
このような状況をプラスに変えて、ぜひ合格してください。応援しています。

オープンキャンパス

2020年9月22日に、今年度2回目のオープンキャンパスが開催されました。
今回の体験学習は「遠隔診療における医療秘書の役割」と「診療報酬入門」。

遠隔診療とは、医師と直接対面診療を受けることが困難な状況にある患者さんが、情報通信機器を通して診療を受ける診療形態のことです。現在、新型コロナウイルス感染症の流行のため、対面での受診を控える患者さんが増えています。そのため、「情報通信機器を用いた診療により診断や処方をして差し支えない」とされています。

このように患者の受診形態の変化に伴って医療秘書はどのような業務を任されるのか、ということでSkypeを使ってオンライン診療の場面を設定し、体験していただきました。インターネットを使って患者さんを呼び出し、医師へとつなぎます。

ほんのわずかな時間ですが、患者さんへの思いやりを持って、やさしい言葉遣いで対応できていました。みなさん初めての経験にもかかわらず、スムーズに医療秘書の業務をこなしていました。

次回のオープンキャンパスは来年3月の予定です。新着情報をご用意してみなさんのお越しをお待ちしております。

遠隔診療における医療秘書の役割
診療報酬入門

秘書検定1級合格

合格者のみなさん(2年次生)

入学後、2級から挑戦し、見事1級に合格することができました。 おめでとうございます。

合格を目指して勉強する過程で、秘書として必要とされる幅広い知識や能力を身に付けることができたこと、また実技対策では秘書検定サークルのメンバーや担当教員からのサポートを受けたことなど、合格に至った喜びを語ってくれました。

受験をとおして身に付けた知識や技能は必ず役にたちます。ぜひ継続して実践し、磨きをかけていってください。
そして、今後受験する後輩たちには、「合格するために、継続して努力する姿勢」を伝えていただきたいと思います。

学会発表での受賞

2月8日(土)第二回日本レセプト学会国内学術大会が岡山県内で開催され、卒業を間近に控えた4年次生4名が学生演題の部で発表を行いました。医療現場で興味・関心を持った様々な視点から研究した内容を発表しました。

入学後には、授業や研修後にたびたびプレゼンテーションを行っており、スライド作成や発表態度など、経験を重ねるたびに、レベルが高くなっていきました。
そのような経験を活かして、今回の発表でも、参加者の方々から発表内容や態度などについて高評価をいただき、最優秀賞1名、優秀賞3名と全員受賞することができました。
大学生活では最初で最後の学会発表となりましたが、とてもよい経験になったようです。今後も学会発表などを通して自己啓発に努めてください。おめでとうございました。

発表者

受賞タイトル
最優秀賞
「自然災害発生時に求められる医療事務職員の役割ーまび記念病院へのインタビュー調査をもとにー」
優秀賞
「接遇を介した医事課職員の良質な医療サービス提供ー定着を図る教育の必要性ー」
「病院女性事務職員における管理職の現状と課題ー岡山県内の病院女性管理職へのインタビュー調査をもとにー」
「外国人患者受入れ体制における医療事務職員の役割」

がん登録実務 初級者認定試験 合格

合格した4年次生

卒業を間近に控えた4年次生が、国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター主催の「がん登録実務 初級者認定試験」に合格しました。この試験に合格することで、院内がん登録の実施に必要な技能を有する実務者として認定されます。

合格した学生は、既に3年次に診療情報管理士認定試験に合格しており、4年次4月から8月まで学内での補講授業を受講、スキマ時間を使い、e-learningサイトの動画を見て問題を解きながらコツコツ頑張ったようです。就職活動やゼミの研究活動などの忙しい中で本当によく頑張りました。忙しい中でも、いくつも並行してさまざまなことにチャレンジし乗り越えるためには、計画的に段取りよく進めていくことが大切ですね。このチャレンジ精神を医療の現場でも役立ててください。合格おめでとうございます。

参考)(外部サイトにジャンプします)
国立研究開発法人国立がん研究センターがん情報サービスサイト
院内がん登録実務者研修
https://ganjoho.jp/med_pro/training_seminar/cancer_registration/index.html

卒業に向けて

卒業研究発表会を終えた4年次生は、卒業アルバムや謝恩会の準備に取り掛かっています。

さまざまな意見を出し合います
実際に書いて、意見を整理します

どのようにすれば皆さんに喜んでいただけるか、さまざまなアイデアを出し合い、授業で学んだ「段取り力」を発揮しながら進めているようです。真剣な中にも、とても楽しそうな雰囲気は4年間一緒に頑張ってきた証ですね。さて、どのようなものができるのでしょうか、楽しみにしています。

謝恩会で披露する写真(4年間の歩み)をチェック!