旭川荘見学研修(事後研修)

1年次生は旭川荘見学研修(事後研修)を行いました。

先日の研修後に各自が研修の感想をまとめているので、今回は、その共有と補足説明などが目的です。

Microsoft Whiteboardを利用し、画面上に表示された様々な色の付せんを使って、学んだことや感じたことなどを各自入力し、研修の振り返りを行いました。旭川荘の歴史とこれから、利用者を取り巻く環境、説明での印象に残った言葉、見学後の感想など様々な学びや感想が次々に出されていました。
また、それらを元にして教員からの追加・補足説明を行い、最終的な振り返りをして研修を終了しました。他の人の考えを知ることができて、視野が広がったという意見がありました。

この一連の研修を終え、求められる医療福祉人になる第一歩を踏み出すことができました。4年後の成長が楽しみです。

旭川荘見学研修

1年次生は入学してもうすぐ2ヵ月となります。友人とも楽しく学生生活を送っているようです。

さて、本日は旭川荘で見学研修を行いました。旭川荘は岡山県や愛媛県ほかで障がい者に対する医療福祉サービスを展開している施設です。この日に向けて学内で事前学習を行い、実習施設ごとの概要や研修の流れ、心構えなどの準備を行いました。

施設に向かい、研修開始
施設職員の方からの説明を聴く1年次生

1年次生にとっては初めての学外研修。施設の職員の方からの説明にしっかりと耳を傾け、学び多き1日となったようです。

車椅子操作練習

病院での実習では車椅子での介助を行う機会があります。
今回は、二人一組で患者役と介助者役となり、学内を移動しながら車椅子の操作を学びました。

車椅子操作練習では、介助前の準備や介助するうえでの意識するポイントなどを知っていることも大切です。しかし、車椅子への移乗や移動させられるという過程の中で、車椅子に乗っている人が感じる恐怖感などを理解し、それを解消する手段を知らなければなりません。

今回、操作の説明などを聞くだけでなく、介助前や介助中の声かけ、坂や段差での操作などを実際に行うことで、理解が深まったようです。この学びを生かして充実した実習にしてください。

報告・連絡・相談

3年次生は実習前に、報告・連絡・相談のロールプレイングを行っています。
今回は、依頼された業務について復唱し、実行、そして終了を報告するという一連の流れを復習しました。

患者さんへの声かけ

患者さんへの応対だけでなく、何事においても周囲の状況を判断し、気配り・心配りを忘れずに業務を行わなければなりません。そして報告をすることで依頼された業務は終了となります。

業務終了を報告中

既に学んだことなので理解はしていたようですが、実際に状況を想定した場面では、適切な言葉が出てこなかったり、確認事項を忘れたりと、即座に対応することは難しかったようです。

実習開始まで練習あるのみ!です。

段取り(WBSの作成)

3年次生は、実習前に効率よくプロジェクトの目的を達成するための「段取り」について学んでいます。

作業分解した内容を書き入れています

今回のテーマは、ゼミ懇親会というプロジェクトです。ゼミごとのチームに分かれて、懇親会の計画から終了まででどのような作業があるのかを視覚化するために、作業分解を行いました、その後、作業スケジュールと役割分担を考えて、RACIチャートを作成しました。
(注:RACIチャートとは、プロジェクトを構成する各工程で、チーム内の誰がどのような役割で関わるかを定めて示したものです。業務の分担や責任の所在を明確にすることができます。)
また、作業分解をすることで、どのようなリスクが潜んでいるかも考えて、対応策を検討していきます。

チームごとに発表

こういった身近な例から、高度なプロジェクトマネジメントへとつなげていきます。
医療秘書は院内の多職種をマネジメントする役割があります。このような段取りマネジメントの基本を学ぶことは大切ですね。

バーチャル空間を使ったゼミ紹介

2年次生を対象にバーチャル空間ovisを使って在学生によるゼミ紹介を行いました。各ゼミのブースを設け、話を聞きたい学生が自分のアバターを使って移動します。

ゼミ会場全体図

各ブースにはゼミ生が待機をし、移動してきた学生にゼミの紹介や質問への回答を行いました。

このようにバーチャル空間を使ってのゼミ紹介は学科初の試みでした。自分のアバターを好きな場所に移動させたり、学生同士が会話をしたり、と楽しい時間だったようです。

参加した学生

医療秘書学科では3月27日(日)のオープンキャンパスでもこのような体験ができます。

簡単に参加することができますので、やってみませんか?みなさんと一緒にバーチャル空間でお話できることを楽しみにお待ちしています。

診療報酬事務演習Ⅱ 最終授業

本日、診療報酬事務演習Ⅱの最終授業でした。これが学生生活最後の授業となった学生もいます。

受講した4年次生


この授業を受講しての感想を聞いてみました。
「2年次に習った診療報酬について忘れていた部分も多かったことに気づくことができ、復習することができた。」
「総括、自賠責・労災そして介護保険など、就職後に役立つ内容を学べた。」
「事例なども入れながらの説明だったので、とても分かりやすかったし、楽しく受講できた。」
「履修してよかった。さらに勉強したい意欲が沸いた。」
「多くの知識を得ることができて、自信につながった。」とのことでした。

この授業は選択科目ですが、後輩にはぜひ受講してほしい!という声がほとんどでした。
卒業前に診療報酬等のブラッシュアップをすることは必要です。
今後は、大学で学んだ知識・技能をぜひ活かして活躍してください。

診療情報管理士受験に向けて

秋学期の定期試験がまもなく始まりますが、3年次生は診療情報管理士の受験に向けての準備も大詰め。コンピューター演習室で最後の追い込みをかけています。

大規模病院へ事務職として就職するには、「診療情報管理士」の資格取得が求められています。医学・病院管理や医学用語など試験範囲は幅広く、春学期の学外実習終了後、模擬試験を受験しながら合格に向けて勉強に取り組んできました。

あともう少しです。体調管理にも心掛け、万全の体調で試験に臨んでください。合格をお祈りしています。

Zoomで高大連携授業!

2021年12月に、高校と本学をZoomで結んで、遠隔授業を行いました。
いろいろな学科から、医療職についての説明を行い、医療秘書学科でも、医療秘書・診療情報管理士・医療事務等の職種の紹介を行いました。また、資格取得や就職についてもお話し、高校生の皆さんや先生から多くの質問をいただきました。

医療機関での事務は、受付や会計だけというイメージの方も多いかと思いますが、実は多くの業務を担い、医療機関のスムーズな運営に貢献しています。

実際にオープンキャンパス等で大学に来ていただくのが一番なのですが、こういった方法もとれますので、ご希望の方は大学までお問い合わせください。