授業紹介~診療報酬事務演習Ⅱ~

診療報酬事務演習Ⅱは4年次生の選択科目です。2年次に学んだ診療報酬に関する知識を卒業前にブラッシュアップする内容となっています。

本日は医療法改正の内容について学びました。その他施設基準や総括、自賠責・労災保険、介護報酬などについて学びます。2年次で履修後、医療の現場ではタスクシフトや医療保険のオンライン確認など、目まぐるしく様々な変化が起こっています。履修した学生からは、「忘れていることもあり、卒業前に学べてよかった」との感想を毎年聞くことができる科目です。2022年4月には診療報酬改定が予定されています。この履修を機会に、しっかり基礎から復習し、自信を持って医療の現場に出て行きましょう。

秋学期授業開始

秋学期の授業が開始されました。春学期は一部の授業を除きリモートでしたが、秋学期は対面で授業が受けられることになりました。写真は2年次生の「病院情報システム演習」の授業風景です。この授業では、実習先で使用する電子カルテシステムの操作を学びます。

病院情報システム演習の授業風景                      

実習に向けての授業のため、実習時の服装、身だしなみで受講することになっています。これからは、実習概論で学んだ内容を少しずつ実践していきます。スムーズに操作ができるように、またタイピングの上達に向けてしっかり学んでください。

就職ガイダンス

就職ガイダンスが行われました。実習を終えたばかりの3年次生ですが、早速就職活動の準備を始めなければなりません。就職委員の先生から今年度の状況、就職活動のスケジュールや試験対策などについて詳しく説明を受けた後、内定を勝ち取った4年次生や卒後1年目の先輩からのメッセージにしっかり耳を傾けていました。

就職委員の先生から     

次は自分たちの番だという意識付けができたようです。これから診療情報管理士、がん登録等の資格取得や卒業研究などで、さらに忙しくなります。悔いを残さないよう、計画的に進めていきましょう。

サマースクール2021

川崎医療福祉大学 医療秘書学科では、今年もサマースクールを開催しました。
サマースクールでは医療秘書の仕事内容や医療秘書に必要な知識・技能などを学ぶことができます。医療秘書についてもっと知りたい、医療秘書学科ではどのようなことを学ぶのかについて、見てみたい、聞いてみたいという高校生の皆さんが参加してくれました。参加者のみなさんは、学びある時間を過ごせたようです。

「医師のとなりでカルテ記載」(在学生が電子カルテに入力する場面を見学)                  
「だんどりマネジャーになるために」(医療秘書に必要な「だんどり」の勉強です)               

以下は、参加者のみなさんの感想から一部抜粋したものです。

目標を立てる重要性や医療秘書が行うべき仕事、病院内での役割がよく分かりました。

医師と患者の会話から、からだの部分や痛みについて、即座に医学用語に置き換えてカルテに入力している場面を見て、とても憧れました。入学までに正しいフォームでタイピングができるように頑張ります。

医療秘書学科に入学したら、どのような勉強をするのかがよくわかり、とても楽しく学ぶことができました。

第一印象や立ち居振舞は日常生活から気をつけていないと身につかないと思ったので、挨拶や表情に気をつけ、笑顔で接することを日々意識して過ごしたいと思いました。

DMMを使うと効率よく物事を進めることができるので、もっと深く学んで見たいと思いました。先のことを考え、何が起こるか予想して活動することが一番大事だと思いました。

学外実習が始まりました

3年次生の学外実習が開始されました。実習先は川崎医科大学や川崎医科大学附属病院、川崎医科大学総合医療センターで、1人3部署の実習を行います。

臨床教授実習(診察室内にて電子カルテを確認)

その中でも臨床教授実習では、外来診察室での実習、医療文書作成、スケジュール管理、病棟回診への同行、カンファレンス見学、手術見学、講義資料の作成など、多種多様な内容の実習が予定されており、医療秘書を目指し学んできたことを活かすよい経験となっています。多忙な医師の実際を理解することで、医療秘書が医師の負担軽減に向けて、さらに何ができるのかを考え、行動できるようになることでしょう。

7月25日(日)開催のオープンキャンパスでは、実習の様子を中心としたミニ講義や写真展示を行います。実習を終えたばかりの3年次生が学生サポーターとして参加しますので、実習について直接尋ねることもできます。ぜひお越しください。

オープンキャンパスが行われました

2021年6月20日(日)、今年2回目のオープンキャンパスが開催されました。

オープンキャンパスでは、学科を紹介する展示や掲示をしています。今回の掲示は1年次生の親睦会や昨年資格を取得した学生へのインタビューなどでした。高校生から寄せられる質問には、就職活動中の4年次生のサポーターのみなさんが丁寧に説明をしてくれました。

Slidoに挑戦

また、今回の体験学習では「オンラインツール slido を使ったコミュニケーション演習」にチャレンジしていただきました。slido は、オンラインでの授業やイベントに使われるツールで、参加者からの質問やクイズへの解答を簡単に画面上でシェアできるようにするものです。匿名での表示が可能なので、気軽に答えることができます。スマートフォンでも利用でき、医療秘書学科の授業でも、ブレインストーミングやディスカッションに使っています。
高校生の皆さんにも、自分のスマートフォンから楽しく演習していただきました。

次回のオープンキャンパスは7月25日(日)に開かれます。現在実習中の3年次生の様子を中心にご紹介する予定です。ぜひお越しください。

学生生活やサークル活動など、質問は尽きません

秘書検定1級実技対策講座

秘書検定1級の実技試験(面接)対策講座です。現在、大学構内への立ち入りが一部規制されているため、リモートで実施しています。秘書検定の実技対策は秘書検定サークルGo for it! の皆さんがサポートし、合格へ導いてくれています。

コロナ禍のため、実技試験はマスク着用で行われます。どのようにすれば秘書としての柔らかい笑顔が出せるのか、コミュニケーションが十分に取れるのか、サークルメンバーも事前の勉強会で準備を十分に行いました。

受験生のみなさん、実技面接の本番で練習の成果が出せるよう、頑張ってください。

実習開始式が行われました

実習生宣誓

2021年6月10日(木)、新型コロナウイルス感染症予防対策により、マスクを着用し、フィジカル・ディスタンスを十分に確保した上で、実習開始式が行われました。

医科大学・附属病院等での実習開始が延期になっていましたので、実習生はその間学内での実習を行い、実習先で求められる知識を再復習することができました。また、実習配属先の情報収集も行い、実習開始への準備は万全です。

実習生

これから続く実習では、多くの学びが得られるよう、日々体調を整えて臨みましょう。

新入生ガイダンス

入学式も終わり、新入生のガイダンスが行われました。

1年次に履修するのは基礎課程の科目が多く、時間割表には多くの基礎課程の科目が配置されています。科目の選択や自分で時間割を作成するのも初めてで、戸惑うことばかり。各時間、受講科目に合わせて、広い大学校舎内で教室の移動もしなければならず、大変です。

新型コロナウイルス感染症の再拡大が心配されていますが、現在は対面授業が実施されています。学生はマスク着用、三密回避、黙食など様々な感染対策に努めながら、大学生活を送っています。

卒業おめでとう

令和2年度の卒業式が挙行されました。感染防止対策のため、会場へは学科代表者のみが参加。その他の学生や教職員はライブ配信された式の様子を見ながらの参加となりました。

   式の様子はライブ配信

学科行事の度にいただいた学科長からのお言葉も、”これが最後”と思うととても寂しく感じます。

     学科長挨拶
           卒業生

最後の一年間は今まで経験したことのない変化の多い年でした。しかし、しっかり前を向いて頑張り抜いたことが、この笑顔にあふれています。4年間で学んだ礼儀や知識を活かして活躍されることをお祈りしています。