実習開始式

3年次生は5月23日(月)から学外実習が始まります。本日は実習開始式が行われました。

実習開始式では、学科長や実習現場の指導者の方から激励のお言葉をいただき、実習生はそれに応えるように宣誓を行いました。

激励の言葉をいただく実習生
実習生による宣誓

川崎医科大学附属病院ほかで、約9週間の実習が予定されています。実習開始までは2科目の集中講義、実習事前学習、また8:30からの実習開始時間に合わせた体調管理に取り組み、準備は整いました。

実習現場では緊張も必要です。指示された業務を緊張しながらも、正確にこなしていくことと思います。自信を持って頑張ってください。

旭川荘見学研修

1年次生は入学してもうすぐ2ヵ月となります。友人とも楽しく学生生活を送っているようです。

さて、本日は旭川荘で見学研修を行いました。旭川荘は岡山県や愛媛県ほかで障がい者に対する医療福祉サービスを展開している施設です。この日に向けて学内で事前学習を行い、実習施設ごとの概要や研修の流れ、心構えなどの準備を行いました。

施設に向かい、研修開始
施設職員の方からの説明を聴く1年次生

1年次生にとっては初めての学外研修。施設の職員の方からの説明にしっかりと耳を傾け、学び多き1日となったようです。

車椅子操作練習

病院での実習では車椅子での介助を行う機会があります。
今回は、二人一組で患者役と介助者役となり、学内を移動しながら車椅子の操作を学びました。

車椅子操作練習では、介助前の準備や介助するうえでの意識するポイントなどを知っていることも大切です。しかし、車椅子への移乗や移動させられるという過程の中で、車椅子に乗っている人が感じる恐怖感などを理解し、それを解消する手段を知らなければなりません。

今回、操作の説明などを聞くだけでなく、介助前や介助中の声かけ、坂や段差での操作などを実際に行うことで、理解が深まったようです。この学びを生かして充実した実習にしてください。

報告・連絡・相談

3年次生は実習前に、報告・連絡・相談のロールプレイングを行っています。
今回は、依頼された業務について復唱し、実行、そして終了を報告するという一連の流れを復習しました。

患者さんへの声かけ

患者さんへの応対だけでなく、何事においても周囲の状況を判断し、気配り・心配りを忘れずに業務を行わなければなりません。そして報告をすることで依頼された業務は終了となります。

業務終了を報告中

既に学んだことなので理解はしていたようですが、実際に状況を想定した場面では、適切な言葉が出てこなかったり、確認事項を忘れたりと、即座に対応することは難しかったようです。

実習開始まで練習あるのみ!です。

段取り(WBSの作成)

3年次生は、実習前に効率よくプロジェクトの目的を達成するための「段取り」について学んでいます。

作業分解した内容を書き入れています

今回のテーマは、ゼミ懇親会というプロジェクトです。ゼミごとのチームに分かれて、懇親会の計画から終了まででどのような作業があるのかを視覚化するために、作業分解を行いました、その後、作業スケジュールと役割分担を考えて、RACIチャートを作成しました。
(注:RACIチャートとは、プロジェクトを構成する各工程で、チーム内の誰がどのような役割で関わるかを定めて示したものです。業務の分担や責任の所在を明確にすることができます。)
また、作業分解をすることで、どのようなリスクが潜んでいるかも考えて、対応策を検討していきます。

チームごとに発表

こういった身近な例から、高度なプロジェクトマネジメントへとつなげていきます。
医療秘書は院内の多職種をマネジメントする役割があります。このような段取りマネジメントの基本を学ぶことは大切ですね。

高齢者擬似体験

3年次生は5月下旬から実習開始です。実習開始までは、実習直前オリエンテーションが実施され、実習に必要な知識や技能を現場に出る前に改めて復習したり、新たに学び、実習に備えて準備をします。

本日は、高齢者疑似体験を行いました。
高齢者役の学生は、ゴーグル、手袋、おもりなどを付けて移動します。安全のために、介助者役の学生が同行しています。

高齢者擬似体験

高齢者が手足を思うように動かすことができないだけでなく、視界が狭いこと・聞こえづらいことを体験したことで、わずかな距離の移動や階段の昇降で恐怖を感じたようです。指の力も弱いことなどから、介助の必要性を身をもって感じることができました。衣服の着脱においては健側と患側の確認が必要など、多くの学びを得たようです。

実習開始までにさらに多くの学びを得て、充実した実習になるようしっかり準備をしておきましょう。

実習に向けて

3年次生は、5月下旬から7月下旬までの間、学外で実習を行います。臨床教授実習、医事課実習など3部署で計9週間の実習です。

課題へ取り組み中

4月から実習開始までは、実習に向けての準備を行います。今までに学んだ医学知識、PC技能、マナー・接遇など実習で必要とされる知識の総復習や実習配属先の下調べなどの実習直前オリエンテーションと併せて、集中講義を受講しています。

また、朝8:30開始の実習時間に合わせて、体調を整えています。9週間という長期の実習なので、体調管理は欠かせません。

医師や他職種の業務、業務の段取り、部署間の関わり、チーム医療の現状、外部との連携など学びたいことはたくさんあるようです。その目的を達成するために、現在十分な準備をしています。

新入生親睦会

新入生の親睦会が行われました。

まずは英会話での自己紹介ゲーム、Conversation Bingo。学生や教員がビンゴペーパーを手に、英会話で自己紹介をしたり、相手に質問しながらビンゴ!を目指しました。

ビンゴペーパーを手に自己紹介

次に、「理想とする医療秘書ロボットを作るとしたら?」というテーマで、グループに分かれて話し合いを行いました(医療秘書学科では、少人数に分かれたアドバイザー制を取っていますので、そのグループごとのディスカッションです)。
次々にアイデアが出され、有能な医療秘書ロボットが各グループから誕生していきました。
グループごとに動画を作って発表しましたが、皆、プレゼンテーションも上手です!

理想とする医療秘書ロボットが完成!

最後に、4年後の自分に宛てたメッセージを手作りのポストに投函して終了。
(卒業の時に開けてみて、入学のころを思い出すのが楽しみですね)

4年後のなりたい自分に

今回のイベントをとおして、たくさんの学生や教員とのコミュニケーションが取れ、かなり親睦がはかれたようです。4年間しっかり学んで、有能な秘書ロボットに負けない医療秘書を目指してください。

2022年度入学式が挙行されました

桜満開の中、2022年度入学式が挙行されました。今年度も入学式はYouTube Liveで配信、新入生は教室から参加となりました。

学科長挨拶

初めは少し緊張した様子の新入生でしたが、昨年の「医療秘書学科サマースクール」で仲良くなった人との再会を喜び、会話も弾んで徐々に笑顔がこぼれていました。

少し緊張気味?の新入生

これから4年間の学生生活が始まります。卒業時には楽しく有意義な4年間だったと思えるような時間を過ごしてください。

秘書検定合格者が表彰されました

秘書検定に合格した2年次生2名が、このたび実務技能検定協会および日本秘書クラブより名誉ある賞をいただきました。

受賞者

受賞したのは、優秀賞(1級合格者)と日本秘書クラブ会長賞(準1級合格者)です。
優秀賞は全国の1級合格者の中で今回わずか8名のみが受賞、日本秘書クラブ会長賞は全国の準1級合格者の中から選ばれた26名が受賞したとのことです。

以下、受賞者からのコメントです。

「面接練習を行ってきた成果を本番で発揮でき、このような賞を頂けてとても嬉しいです。」(優秀賞受賞 1級合格者)


「初めての面接練習に苦戦しましたが、合格し、このような賞をいただくことができて本当に嬉しいです。」(日本秘書クラブ会長賞受賞 準1級合格者)

今後も、学んだ知識や技能を日常生活で生かし、さらに磨きをかけて頑張ってください。