学外実習最終クール開始

3年次生は5月23日から学外実習を行っています。約3週間ずつ3つの部署での実習です。

本日から最終クールの実習が始まりました。梅雨が明け、毎日暑い日々が続いていましたが、本日は久しぶりの雨模様。集合場所の湿度は高くて暑く、集合時間前には携帯用の扇風機が手放せなかったようです。

集合場所はとにかく暑かったのです。
最後の実習です。体調管理は万全。頑張ります。
行ってらっしゃい!

学生時代に医療の現場での経験ができるのも残りあとわずか。今までの実習で学んだことを十分に生かした実習になるように、気を引き締めて頑張ってください。

オープンキャンパス開催

6月19日(日)オープンキャンパスが開催されました。久しぶりに一部制で行われ、多くの高校生や保護者のみなさまにご来場いただきました。

学科紹介掲示・テキスト展示会場

医療秘書学科では「医療秘書学科で学ぶことと医療機関でのお仕事」についてのミニ講義と「異文化コミュニケーション(英語カードを使ったゲーム)」や「遠隔診療での医療秘書の役割」などの体験学習を行いました。

遠隔で患者応対中

今後、利用者の増加が予想される遠隔診療。その中で医療秘書にはどのような役割があるのかを体験していただきました。画面の向こう側にいる患者さんに体調をうかがったり、お薬の案内をしたりと、とても上手に応対できていました。

来場者が多かったので、サポ―ターの学生は大活躍!お疲れ様でした。次回のオープンキャンパスでもサポートよろしくお願いします。

旭川荘見学研修(事後研修)

1年次生は旭川荘見学研修(事後研修)を行いました。

先日の研修後に各自が研修の感想をまとめているので、今回は、その共有と補足説明などが目的です。

Microsoft Whiteboardを利用し、画面上に表示された様々な色の付せんを使って、学んだことや感じたことなどを各自入力し、研修の振り返りを行いました。旭川荘の歴史とこれから、利用者を取り巻く環境、説明での印象に残った言葉、見学後の感想など様々な学びや感想が次々に出されていました。
また、それらを元にして教員からの追加・補足説明を行い、最終的な振り返りをして研修を終了しました。他の人の考えを知ることができて、視野が広がったという意見がありました。

この一連の研修を終え、求められる医療福祉人になる第一歩を踏み出すことができました。4年後の成長が楽しみです。

学外実習コーチング

学外実習の1週目が終了しました。最終日は午前で実習を終え、午後からは大学に戻り担当教員からコーチングを受けました。

川崎医科大学附属病院 医療資料部で実習
川崎医科大学附属病院 患者診療支援センターで実習

実習前に立てた目的や目標の達成度や気づき、反省点などを発表し、一人一人指導を受けます。実習1週目だったこともあり、もっと積極的に動けばよかった、もっと積極的に質問をすればよかった、など反省点は多かったようです。

実習前は期待や不安など大きかったようですが、久しぶりに友人と会えて、ホッとした表情が見受けられました。

実習はまだ続きます。週末はゆっくり心と体を休めてください。

実習開始式

3年次生は5月23日(月)から学外実習が始まります。本日は実習開始式が行われました。

実習開始式では、学科長や実習現場の指導者の方から激励のお言葉をいただき、実習生はそれに応えるように宣誓を行いました。

激励の言葉をいただく実習生
実習生による宣誓

川崎医科大学附属病院ほかで、約9週間の実習が予定されています。実習開始までは2科目の集中講義、実習事前学習、また8:30からの実習開始時間に合わせた体調管理に取り組み、準備は整いました。

実習現場では緊張も必要です。指示された業務を緊張しながらも、正確にこなしていくことと思います。自信を持って頑張ってください。

旭川荘見学研修

1年次生は入学してもうすぐ2ヵ月となります。友人とも楽しく学生生活を送っているようです。

さて、本日は旭川荘で見学研修を行いました。旭川荘は岡山県や愛媛県ほかで障がい者に対する医療福祉サービスを展開している施設です。この日に向けて学内で事前学習を行い、実習施設ごとの概要や研修の流れ、心構えなどの準備を行いました。

施設に向かい、研修開始
施設職員の方からの説明を聴く1年次生

1年次生にとっては初めての学外研修。施設の職員の方からの説明にしっかりと耳を傾け、学び多き1日となったようです。

車椅子操作練習

病院での実習では車椅子での介助を行う機会があります。
今回は、二人一組で患者役と介助者役となり、学内を移動しながら車椅子の操作を学びました。

車椅子操作練習では、介助前の準備や介助するうえでの意識するポイントなどを知っていることも大切です。しかし、車椅子への移乗や移動させられるという過程の中で、車椅子に乗っている人が感じる恐怖感などを理解し、それを解消する手段を知らなければなりません。

今回、操作の説明などを聞くだけでなく、介助前や介助中の声かけ、坂や段差での操作などを実際に行うことで、理解が深まったようです。この学びを生かして充実した実習にしてください。

報告・連絡・相談

3年次生は実習前に、報告・連絡・相談のロールプレイングを行っています。
今回は、依頼された業務について復唱し、実行、そして終了を報告するという一連の流れを復習しました。

患者さんへの声かけ

患者さんへの応対だけでなく、何事においても周囲の状況を判断し、気配り・心配りを忘れずに業務を行わなければなりません。そして報告をすることで依頼された業務は終了となります。

業務終了を報告中

既に学んだことなので理解はしていたようですが、実際に状況を想定した場面では、適切な言葉が出てこなかったり、確認事項を忘れたりと、即座に対応することは難しかったようです。

実習開始まで練習あるのみ!です。

段取り(WBSの作成)

3年次生は、実習前に効率よくプロジェクトの目的を達成するための「段取り」について学んでいます。

作業分解した内容を書き入れています

今回のテーマは、ゼミ懇親会というプロジェクトです。ゼミごとのチームに分かれて、懇親会の計画から終了まででどのような作業があるのかを視覚化するために、作業分解を行いました、その後、作業スケジュールと役割分担を考えて、RACIチャートを作成しました。
(注:RACIチャートとは、プロジェクトを構成する各工程で、チーム内の誰がどのような役割で関わるかを定めて示したものです。業務の分担や責任の所在を明確にすることができます。)
また、作業分解をすることで、どのようなリスクが潜んでいるかも考えて、対応策を検討していきます。

チームごとに発表

こういった身近な例から、高度なプロジェクトマネジメントへとつなげていきます。
医療秘書は院内の多職種をマネジメントする役割があります。このような段取りマネジメントの基本を学ぶことは大切ですね。

高齢者擬似体験

3年次生は5月下旬から実習開始です。実習開始までは、実習直前オリエンテーションが実施され、実習に必要な知識や技能を現場に出る前に改めて復習したり、新たに学び、実習に備えて準備をします。

本日は、高齢者疑似体験を行いました。
高齢者役の学生は、ゴーグル、手袋、おもりなどを付けて移動します。安全のために、介助者役の学生が同行しています。

高齢者擬似体験

高齢者が手足を思うように動かすことができないだけでなく、視界が狭いこと・聞こえづらいことを体験したことで、わずかな距離の移動や階段の昇降で恐怖を感じたようです。指の力も弱いことなどから、介助の必要性を身をもって感じることができました。衣服の着脱においては健側と患側の確認が必要など、多くの学びを得たようです。

実習開始までにさらに多くの学びを得て、充実した実習になるようしっかり準備をしておきましょう。