病院実習 直前オリエンテーション(3年次)

介助技術(介助する側とされる側両方の体験)
車椅子操作(操作する側と乗る側の両方を体験)
患者対応(職員の方から「保険証と診察券の預かりの指示」を受け、患者さんに声掛け中)

5月22日(月)から始まる病院実習の直前オリエンテーションでは、3グループに分かれて、「介助技術」「車椅子操作」、様々なパターンの「患者対応(復唱・復命〈報告・連絡・相談〉)のロールプレイを体験します。

実践さながらで、少々緊張気味です。
学んだことを実習で活かしましょう!

実習概論 開始(2年次)

学科長から講義の到達目標を聞く2年次生
(授業資料は自分の前のパソコンに表示されています)

来年の春学期に行う学外実習に向け、実習概論が始まりました。
1年次の講義科目などを通した学習成果を元に、理論的背景を追究するとともに、具体的な行動に結びつけていくための時間です。
医療現場を意識しながら、実践的に学び理解を深めていきましょう!

授業紹介(対人コミュニケーション演習)

対人コミュニケーション演習は2年次生の必修授業です。

この授業では医療人としてよりよい対人関係を形成する必要性を学び、医療秘書として働く上で、必要なコミュニケーション能力の基本的なスキルを習得することを目的としています。

演習では少人数のグループを組み、役割を決めて、医療従事者や患者との様々な場面や状況を設定し、それに応じた接遇を想定したロールプレイを行います。演習後はディスカッションを行い、求められるよりよい接遇について学んでいます。

初めは控えめでしたが、どうしたらよいか分からず困った患者や怒りを表す患者など、各自与えられた役になりきったロールプレイが徐々にできるようになりました。

5月から始まる実習では、授業で習得した学びをぜひ活かしてください。

現代医学教育博物館見学

ゼミの時間に川崎医科大学「現代医学教育博物館」を見学しました。

鏡視下手術の模擬体験

現代医学・医療に関する教育を目的として設立された博物館では、体のしくみや様々な疾病について、パネルや模型、ビデオなどを用いて分かりやすく展示・説明されています。また館内では、クイズを解きながら楽しく学ぶことができます。

クイズを解きながら学びました

以下、学生の感想です。「実際に標本の見学や鏡視下手術の模擬体験をすることで、座学では学べない内容を理解することができ、とても貴重な体験になりました。」

「臓器の標本を見学し、臨床医学の授業などで習った疾患がどのような病気なのかを理解した上で、見学することが出来たので勉強になりました。」

「実際に臓器の標本を見学して、自分と年齢の近い方も多く疾患を患っていることを知り、改めて健康であることのありがたみを感じました。実際の標本を通して、どのように症状として表れるのかがわかりました。標本ではないと分からない発見もあり、とても勉強になりました。」

授業紹介 診療報酬事務演習Ⅱ(4年次生)

4年次生は、現在卒業論文の執筆に大忙し。しかし、医療機関への入職の準備も欠かせません。

診療報酬事務演習Ⅱの授業では、公費負担医療や自賠責保険・労災保険、そして介護保険についての知識やスキルを身につけることができます。医療機関での勤務を前に、知識のブラッシュアップも兼ねており、選択授業ですが、受講の希望者が多い科目です。

請求点数等を診療報酬請求書へ記入をしています
先生の説明を聞き逃さず、しっかりメモを取っています

現在、「総括関連業務(編綴含む)」を学んでいます。総括関連業務とは、診療報酬明細書(レセプト)を医療保険の種別等に分けて請求書に記入し、ルールに沿って並べるという一連の業務です。細かなルールもあり、少し戸惑いながらも一生懸命に取り組んでいます。

旭川荘見学研修(事後研修)

1年次生は旭川荘見学研修(事後研修)を行いました。

先日の研修後に各自が研修の感想をまとめているので、今回は、その共有と補足説明などが目的です。

Microsoft Whiteboardを利用し、画面上に表示された様々な色の付せんを使って、学んだことや感じたことなどを各自入力し、研修の振り返りを行いました。旭川荘の歴史とこれから、利用者を取り巻く環境、説明での印象に残った言葉、見学後の感想など様々な学びや感想が次々に出されていました。
また、それらを元にして教員からの追加・補足説明を行い、最終的な振り返りをして研修を終了しました。他の人の考えを知ることができて、視野が広がったという意見がありました。

この一連の研修を終え、求められる医療福祉人になる第一歩を踏み出すことができました。4年後の成長が楽しみです。

旭川荘見学研修

1年次生は入学してもうすぐ2ヵ月となります。友人とも楽しく学生生活を送っているようです。

さて、本日は旭川荘で見学研修を行いました。旭川荘は岡山県や愛媛県ほかで障がい者に対する医療福祉サービスを展開している施設です。この日に向けて学内で事前学習を行い、実習施設ごとの概要や研修の流れ、心構えなどの準備を行いました。

施設に向かい、研修開始
施設職員の方からの説明を聴く1年次生

1年次生にとっては初めての学外研修。施設の職員の方からの説明にしっかりと耳を傾け、学び多き1日となったようです。

車椅子操作練習

病院での実習では車椅子での介助を行う機会があります。
今回は、二人一組で患者役と介助者役となり、学内を移動しながら車椅子の操作を学びました。

車椅子操作練習では、介助前の準備や介助するうえでの意識するポイントなどを知っていることも大切です。しかし、車椅子への移乗や移動させられるという過程の中で、車椅子に乗っている人が感じる恐怖感などを理解し、それを解消する手段を知らなければなりません。

今回、操作の説明などを聞くだけでなく、介助前や介助中の声かけ、坂や段差での操作などを実際に行うことで、理解が深まったようです。この学びを生かして充実した実習にしてください。

報告・連絡・相談

3年次生は実習前に、報告・連絡・相談のロールプレイングを行っています。
今回は、依頼された業務について復唱し、実行、そして終了を報告するという一連の流れを復習しました。

患者さんへの声かけ

患者さんへの応対だけでなく、何事においても周囲の状況を判断し、気配り・心配りを忘れずに業務を行わなければなりません。そして報告をすることで依頼された業務は終了となります。

業務終了を報告中

既に学んだことなので理解はしていたようですが、実際に状況を想定した場面では、適切な言葉が出てこなかったり、確認事項を忘れたりと、即座に対応することは難しかったようです。

実習開始まで練習あるのみ!です。