わかりやすい日本語とは?

皆さん、あまり言葉の通じない外国で暮らしていると想像してみてください。そんなとき、どうやって情報を得ようとしますか?暮らしの中の細々としたこと、医療のこと、災害があったらどうするか、など いろいろな問題があります。

先日、岡山市で、「外国人にとって分かりやすい情報の伝え方について考える会議」が開かれ、医療秘書学科のティム・クレミンソン先生が、岡山市在住の外国人の代表の一人として参加し、ニュースとして報道されました。文字数の多いメールは日本語に慣れない人にとっては読みにくく、理解しにくいものです。公的な情報、感染症予防の情報などを、一目見て分かる工夫が求められています。

「日本人は非常に丁寧ですので、相手に対してやさしい日本語は、丁寧な日本語であると考えてしまうんです。子どもでも高齢者でも分かりやすい日本語を一番使ってほしいですね」(ティム・クレミンソン)

誰に、どのような形で情報を届けるのが適切か、というのは、秘書・医療秘書が常に考えておくべきことです。皆さんも、医療秘書学科で一緒に学んでみませんか?

Tim先生
Tim先生

ニュース記事URL: https://news.ksb.co.jp/article/14273461