プロジェクトマネジメント特別セミナーを開催

 2023年10月28日(土)午後、PMI日本支部関西ブランチPM実践研究会主催の大学生を対象とした特別セミナーが、医療秘書学科4年次生を対象に開催されました。

 医療秘書学科では、2014年から医療秘書の段取りマネジメント教育に、世界標準のプロジェクトマネジメント手法を導入しています。
 今回は、病院内の写真を教材として、その中から改善課題を抽出して、プロジェクト提案書にまとめるプロセスを学習しました。具体的には、1グループ5人程度に分かれ、グループごとに研究会のメンバー1名👨がファシリテートしてくださり、グループワークの実践を体験することができました。最後に、グループごとに成果を発表するとともに、研究会の方からの総評を聞きました。

 参加した学生達は、入学時より新型コロナ感染症拡大の影響を受けて、グループワークの経験・機会が多くない状況下にありました。今回参加して、みんなで意見を出し合いながらまとめていく作業がとても楽しく、よい経験になったという感想が多くの学生から聞かれました。
 今回の経験を活かして、就職後にはそれぞれの職場で改善活動に取り組んで、活躍してくれるものと思います👏
 なお、医療秘書学科は、PMI(Project Management Institute, プロジェクトマネジメント協会)日本支部のアカデミックスポンサーに登録している教育機関です。(山本)

「優しい日本語」のカードゲーム

ティムゼミ(4年次)が作成した「優しい日本語」のカードゲームを使い、3年次がゲームをしています

Tim’s 4th year seminar students made a ‘Yasashi Nihongo’ card game.  Yasashi Nihongo is Japanese that is easy to understand.  It is useful when talking to foreign patients, children, or the elderly.  3rd year students are playing the game.  They are about to go on hospital training.  

The game helps students explain symptoms in easy to understand Japanese.  This means they can communicate well with foreign patients.  The students had a great time playing the game and learnt some how to communicate proactively!

日本レセプト学会第4回国際学術大会で受賞

2023年3月5日(日)に開催された日本レセプト学会第4回国際学術大会にて、4年次生が「優秀賞」、「奨励賞」をいただきました。

受賞者のみなさん

昨年12月の卒業研究発表会終了後、学会発表に向け、改めてスライド作りや発表原稿の作成を行いました。ちょっぴり苦手な英語でしたが、卒業前に克服するため敢えて英語での発表にチャレンジしました。同じ意味であってもニュアンスが異なる単語には大変苦労したようですが、大きな自信につながったようです。入職後も機会があれば、ぜひ学会発表にチャレンジしてみてください。

以下、受賞後の感想です。

この度は第4回国際学術大会優秀賞を受賞することができました。初めての学会発表は、自分の研究を学外で発表できるとても貴重な機会となりました。英語での発表は少しばかり不安がありましたが、難しいことや苦手なことに挑戦したことで大きな達成感がありました。
就職してからも困難なことがあると思いますが、身につけたチャレンジ精神で乗り越えて行こうと思います。学生生活最後の良い思い出をありがとうございました。

受賞タイトル

優秀賞 “Current status and issues related to understanding AED–Aiming to improve AED use rates–“

奨励賞 “Issues in Medical Insurance Coverage of Infertility Treatment –The Necessity of Understanding and Accurate Knowledge in Society–“

奨励賞 “Development of an interactive and dialogic game for medical secretarial students to promote self-awareness and support communication in job interviews”

卒業研究中間報告会

卒業研究中間報告会が開催されました。

研究の中間報告(グループ研究)

卒業研究は、授業で学んだことや学外実習での経験等を通して興味を持ったこと、疑問を抱いたことから各自が問いを設定し、その問いに対して科学的なデータや先行研究を用いながら論証を進め、明らかにすることから考察を導く一連の過程を学ぶもので、その成果は卒業論文としてまとめられます。

3年次生も熱心に参加

中間報告会では、研究の進捗状況を報告し、教員からの気づきや今後の研究過程についてのアドバイス等をいただきました。研究活動にはこれまでの学習成果を総括して主体的に取り組んでいます。

提出日まで、あと2ヵ月。余裕を持って仕上げましょう。

日本医療秘書実務学会 学会賞を受賞しました

2019年度の日本医療秘書実務学会 学会誌『医療秘書実務論集』に掲載された論文の中から、最優秀として、本学科教員の執筆した論文が学会賞を受賞しました。

論文タイトルは「医師の事務業務の負担軽減に資する医療秘書の研究 ─ 岡山県下の病院勤務医へのアンケート調査から ─」です。

執筆者の面々はこちら。(山本智子学科長、黒木由美准教授(筆頭著者)、松岡智子助教)

このような研究活動は、これから医療秘書について学ぼうとする学生達や、現在医療機関で働いている人たちの参考になります。医療秘書学科では、これからも このような研究を推進していきます。

オンライン学会を開催しました

2020年9月に、日本医療秘書実務学会の第11回大会が開催されましたが、医療秘書学科のメンバーが大会事務局のスタッフとして参加しました。
コロナ禍の中、いろいろな学会大会が中止になったり、オンライン開催になったりしています。川崎医療福祉大学では5月から遠隔授業になりましたが、そういった経験を活かして対応しました。

オンラインということで、全国各地からの参加も容易になり、北海道から沖縄まで、多くの医療秘書、医師事務作業補助者、病院事務スタッフ、教育関係者、大学生等にご参加いただきました。
通常の大会であれば本学の学生はスタッフとして参加するのですが、今回はオンライン参加となりました。参加者としての体験は、今後、社会に出てから、自分たちの職場の課題を解決するためのヒントになることと思います。

なお、懇親会もオンラインで行いました。自由にチャットができるシステムを使って、いろいろな方と話をすることができました。

学会発表での受賞

2月8日(土)第二回日本レセプト学会国内学術大会が岡山県内で開催され、卒業を間近に控えた4年次生4名が学生演題の部で発表を行いました。医療現場で興味・関心を持った様々な視点から研究した内容を発表しました。

入学後には、授業や研修後にたびたびプレゼンテーションを行っており、スライド作成や発表態度など、経験を重ねるたびに、レベルが高くなっていきました。
そのような経験を活かして、今回の発表でも、参加者の方々から発表内容や態度などについて高評価をいただき、最優秀賞1名、優秀賞3名と全員受賞することができました。
大学生活では最初で最後の学会発表となりましたが、とてもよい経験になったようです。今後も学会発表などを通して自己啓発に努めてください。おめでとうございました。

発表者

受賞タイトル
最優秀賞
「自然災害発生時に求められる医療事務職員の役割ーまび記念病院へのインタビュー調査をもとにー」
優秀賞
「接遇を介した医事課職員の良質な医療サービス提供ー定着を図る教育の必要性ー」
「病院女性事務職員における管理職の現状と課題ー岡山県内の病院女性管理職へのインタビュー調査をもとにー」
「外国人患者受入れ体制における医療事務職員の役割」

日本医療秘書実務学会サポーター

2019年8月31日(土)から2日間、日本医療秘書実務学会第10回記念大会が開催され、医療秘書学科の4年次生7名と3年次生3名がサポーターとして参加しました。

サポーターのみなさん
当日の受付や案内は、すべて学生が担当

前日の準備から当日の受付や会場案内、研究発表のタイムキーパ―、終了後の後片付けまで、学生同士段取りよく協力しながら、責任を持って担当してくれました。演習の授業で学んだ接遇やマナー・言葉遣いを活かす、よい機会となったようです。この貴重な経験は、きっと医療現場でも活かされることでしょう。みなさん、お疲れ様でした。

日本レセプト学会で、医療秘書学科学生が最優秀賞受賞しました

2019年1月26日に愛知県で開催された日本レセプト学会 第1回学術大会において、医療秘書学科4年生の筒井七海さんと中村弥生さんが最優秀賞を受賞しました。

発表のタイトルは「医療事務職に求められる人材像 -受付業務に関わる機器が与える影響-」というもので、卒業研究の内容をまとめたものです。

本研究で実施したインタビュー調査については、対象者の選定・調査時期・アポイントメント・質問項目の設定など、授業で学んだ「段取り」力を発揮し、入念な計画を立てて進めました。この「段取り」力はチーム医療の中で医療秘書には欠かせない能力です。その他、これまで学んできた様々な内容が4年間の集大成として実を結び、受賞の運びとなりました。

4年生はもうすぐ卒業で社会人となりますが、就職してからも、こういった段取りの力を発揮し、業務改善等にあたってほしいと思います。