現代医学教育博物館を見学

3年次生は、いよいよ学外実習が始まります。

実習に向けての知識を深めるため、黒木ゼミの学生は現代医学教育博物館(メディカルミュージアム)を見学しました。館内では ”人のからだ” について、分かりやすく解説がされており、幅広くかつ楽しみながら医学の知識を得ることができます。

また、実際の臓器の重さを模型に触れて学ぶこともできます。クイズにもチャレンジし、「へぇ、そうなんだ」を連発しながら多くの学びを得ることができました。

血圧や骨量の測定、体成分分析を行い、自分のからだの状態のチェックを行うことで、生活習慣を見直すきっかけとなりました。本日学んだ知識をぜひ実習で活かしてください。

オープンキャンパスが行われました

2023年3月26日(日)オープンキャンパスが行われ、多くの来場者をお迎えしました。

学年ごとの学びの紹介、学外実習の様子、取得可能な資格、県内外の就職先、卒業生の活躍など幅広くご紹介しました。毎回卒業生からもご協力いただき、学生時代のことや医療現場での様子を直接伝えていただいています。

ミニ講義では「医療費の算定」について、体験学習では「遠隔診療における医療秘書の役割」、そして「お気に入りの写真」からプレゼンシートの作成を体験していただきました。

今後も学科に関するさまざまな「知りたい!」、「知ってほしい!!」情報を提供していきます。みなさまのご参加をお待ちしています。

2022年度卒業証書・学位記授与式

学科での会の様子

2023年3月21日(火)卒業証書・学位記授与式が行われました。

卒業する学生は、入学式こそ会場で行われましたが、その後すぐに新型コロナウイルス感染症拡大のため、授業がすべて遠隔で実施され、自宅で受講することを余儀なくされました。

最初は慣れない遠隔の授業にかなりの戸惑いがあったことと思います。その遠隔授業も約2年間続きました。3年次の実習報告会も遠隔で行われましたので、対面での授業は4年次になってから始まり、最後の1年間はようやく対面で受講できました。その甲斐?もあってか、今では遠隔操作にも十分慣れ、急遽襲われるトラブルへの対処もバッチリ!

身に付けたPC操作は、4月から勤務する新天地でも遠隔会議等で活かせることと思います。
ご卒業おめでとうございます。皆さんのご活躍をお祈りしています。

日本レセプト学会第4回国際学術大会で受賞

2023年3月5日(日)に開催された日本レセプト学会第4回国際学術大会にて、4年次生が「優秀賞」、「奨励賞」をいただきました。

受賞者のみなさん

昨年12月の卒業研究発表会終了後、学会発表に向け、改めてスライド作りや発表原稿の作成を行いました。ちょっぴり苦手な英語でしたが、卒業前に克服するため敢えて英語での発表にチャレンジしました。同じ意味であってもニュアンスが異なる単語には大変苦労したようですが、大きな自信につながったようです。入職後も機会があれば、ぜひ学会発表にチャレンジしてみてください。

以下、受賞後の感想です。

この度は第4回国際学術大会優秀賞を受賞することができました。初めての学会発表は、自分の研究を学外で発表できるとても貴重な機会となりました。英語での発表は少しばかり不安がありましたが、難しいことや苦手なことに挑戦したことで大きな達成感がありました。
就職してからも困難なことがあると思いますが、身につけたチャレンジ精神で乗り越えて行こうと思います。学生生活最後の良い思い出をありがとうございました。

受賞タイトル

優秀賞 “Current status and issues related to understanding AED–Aiming to improve AED use rates–“

奨励賞 “Issues in Medical Insurance Coverage of Infertility Treatment –The Necessity of Understanding and Accurate Knowledge in Society–“

奨励賞 “Development of an interactive and dialogic game for medical secretarial students to promote self-awareness and support communication in job interviews”

授業紹介(対人コミュニケーション演習)

対人コミュニケーション演習は2年次生の必修授業です。

この授業では医療人としてよりよい対人関係を形成する必要性を学び、医療秘書として働く上で、必要なコミュニケーション能力の基本的なスキルを習得することを目的としています。

演習では少人数のグループを組み、役割を決めて、医療従事者や患者との様々な場面や状況を設定し、それに応じた接遇を想定したロールプレイを行います。演習後はディスカッションを行い、求められるよりよい接遇について学んでいます。

初めは控えめでしたが、どうしたらよいか分からず困った患者や怒りを表す患者など、各自与えられた役になりきったロールプレイが徐々にできるようになりました。

5月から始まる実習では、授業で習得した学びをぜひ活かしてください。

秘書検定準1級対策講座

秘書検定準1級筆記合格者へは実技試験対策の指導を行います。

指導をしてくれるのは、「秘書検定サークルgo for it」のメンバーです。指導をする準備として日頃から勉強会を開き、指導者としてのブラッシュアップを常に行っています。

秘書検定サークルメンバー指導中

対策講座ではまず個人指導を行います。そして受験直前には模擬の試験会場を準備し、受付から実技試験終了までの一連を想定しての指導を行います。

指導開始前から終了するまでの期間において、どのように進めていくかや教室予約、受験者や指導者の授業を配慮した時間の確保等について詳細な計画を立てて、準備を進めます。このように様々な段取りをマネジメントしながら進めていくことは、チーム医療を支える医療秘書には欠かせない技能です。受験者のみなさんの合格をお祈りしています。

がん登録実務 初級者認定試験

がん登録実務初任者認定試験の合否結果が発表されました。

国立研究開発法人国立がん研究センターが主催する当該試験は、医療機関等において、がん登録の実務者やこれから携わる予定の者に対し実施しています。今回もCBT(会場型コンピュータ試験)で実施されました。コロナ禍ということもあり、資格試験においては徐々にこのような方式も導入されてきているようです。

合格した4年次生

医療秘書学科では、診療情報管理士認定試験を受験した後、4年次にチャレンジしています。授業への出席、卒業論文の執筆、就職試験の傍ら合格を目標にコツコツ頑張った成果が実を結びました。

準備に時間を十分に割くことができず不安があったようですが、それでも限られた時間の中で前向きに全力で取り組み、合格通知を手にすることができた学生は、「とても達成感があり、最後まで諦めずに頑張ってよかった、資格取得で得た知識を入職後に役立てたい」と語ってくれました。

合格おめでとうございます。卒業後もさまざまな資格取得を目指して頑張ってください。

現代医学教育博物館見学

ゼミの時間に川崎医科大学「現代医学教育博物館」を見学しました。

鏡視下手術の模擬体験

現代医学・医療に関する教育を目的として設立された博物館では、体のしくみや様々な疾病について、パネルや模型、ビデオなどを用いて分かりやすく展示・説明されています。また館内では、クイズを解きながら楽しく学ぶことができます。

クイズを解きながら学びました

以下、学生の感想です。「実際に標本の見学や鏡視下手術の模擬体験をすることで、座学では学べない内容を理解することができ、とても貴重な体験になりました。」

「臓器の標本を見学し、臨床医学の授業などで習った疾患がどのような病気なのかを理解した上で、見学することが出来たので勉強になりました。」

「実際に臓器の標本を見学して、自分と年齢の近い方も多く疾患を患っていることを知り、改めて健康であることのありがたみを感じました。実際の標本を通して、どのように症状として表れるのかがわかりました。標本ではないと分からない発見もあり、とても勉強になりました。」

授業紹介 診療報酬事務演習Ⅱ(4年次生)

4年次生は、現在卒業論文の執筆に大忙し。しかし、医療機関への入職の準備も欠かせません。

診療報酬事務演習Ⅱの授業では、公費負担医療や自賠責保険・労災保険、そして介護保険についての知識やスキルを身につけることができます。医療機関での勤務を前に、知識のブラッシュアップも兼ねており、選択授業ですが、受講の希望者が多い科目です。

請求点数等を診療報酬請求書へ記入をしています
先生の説明を聞き逃さず、しっかりメモを取っています

現在、「総括関連業務(編綴含む)」を学んでいます。総括関連業務とは、診療報酬明細書(レセプト)を医療保険の種別等に分けて請求書に記入し、ルールに沿って並べるという一連の業務です。細かなルールもあり、少し戸惑いながらも一生懸命に取り組んでいます。

卒業研究中間報告会

卒業研究中間報告会が開催されました。

研究の中間報告(グループ研究)

卒業研究は、授業で学んだことや学外実習での経験等を通して興味を持ったこと、疑問を抱いたことから各自が問いを設定し、その問いに対して科学的なデータや先行研究を用いながら論証を進め、明らかにすることから考察を導く一連の過程を学ぶもので、その成果は卒業論文としてまとめられます。

3年次生も熱心に参加

中間報告会では、研究の進捗状況を報告し、教員からの気づきや今後の研究過程についてのアドバイス等をいただきました。研究活動にはこれまでの学習成果を総括して主体的に取り組んでいます。

提出日まで、あと2ヵ月。余裕を持って仕上げましょう。