第2回総会・研究大会報告

第2回総会・研究大会


総会 被認定者代表挨拶
認定証授与者代表挨拶 研究大会(実践報告)

 近年、国民の健康意識の高まりや政府の医療政策のもと、病院は患者中心の医療へと大きく変化しようとしています。これらの流れの中で、施設基準や地域連携などに関する院内表示が義務化され、掲示物の種類も増える一方で、院内の情報掲示が院内環境の質に影響を与えるような問題が出てきました。
病院内にある掲示物や案内表示を分かりやすく、見やすくするためにはどのような工夫があるのでしょうか。
人に魅せるために効果的な文字の使い方や大きさ、フォントの選び方などを中心に事例を紹介し、解説しました。

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外来診療において、その待ち時間の長さと診療時間の短さは課題となっています。そこで、観察やヒアリングによる調査をおこない、はるまちポケットとカードを提案しました。待ち時間を物理的に短くすることは困難ですが、時間の使い方を変え、患者、スタッフ共に有意義な時間を過ごすことを目指した提案をご紹介しました。
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資格取得のメリット
医学系博物館スタッフとしての視点から、当館におけるホスピタルデザインに関わる活動を紹介します。「かわさき夏の子ども体験教室」の開催や、「サイエンスアゴラ」への参加など、病院を始め、教育機関などと連携しながらイベントをおこなうことで、市民に対して医学・医療への興味喚起と理解を促すだけでなく、医療従事者が市民の声を聞く機会を提供しています。
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ホスピタルキャラクターってどうやって作るの? 実際に作ったらどう活用すればいいの? ホスピタルキャラクターが生み出すものとは? シンゾウくんが生まれるまでの過程や、シンゾウくんを活用した事例を交えながら、ホスピタルキャラクターがもたらす効果を紹介しました。