医療福祉経営学専攻(修士課程) Master's Program in Health and Welfare

医療福祉とマネジメントを融合する
先駆的な試み

社会的に求められる新たなメソドロジー

医療福祉に係わる我が国の政策の趨勢は、「規制緩和」という視点から医療福祉サービスの活性化を促し、利用者の多様な選択肢を確保しつつ、より適正な価格で良質な医療福祉サービスを安定的に提供できる福祉国家の実現を目指していると思われます。このことは、今後の医療福祉サービス提供機関の組織運営において、従来のような公的費用負担制度依存型の経営ではなく、より対費用効果を考慮した企業的「経営管理」の概念を取り入れ、医療福祉とマネジメントを融合する新たなメソドロジー(方法論)の確立が、最も緊急かつ重要な課題となってくることを示唆しています。

医療福祉マネジメントに必要不可欠な人材を養成

良質で安全な医療福祉サービスを、公平に継続して国民が享受できる医療福祉サービス提供諸機関の経営に関する研究は、我が国の医療福祉サービスの向上を考えるうえで、欠くことのできない重要な学問領域であると考えられます。本専攻では、このような学問領域に係わる諸研究および実務の向上に貢献できる専門知識と能力を有する研究者・教育者、ならびに専門性の高い職務を担う人材を育成し、今後の国民健康生活の向上のために、医療福祉分野の技術的・制度的独自性に精通するとともに、医療福祉サービス提供機関を主に「経営管理」の観点から支援する「医療福祉経営学」の深化に貢献し、マネジメントの専門職として、医療福祉サービス提供機関等で組織経営の中心的存在となって、組織へ参画できる人材を養成します。