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2022/06/16 ニュース 2022年度 看護師特定行為研修開講式

2022年5月27日(金)、看護師特定行為研修の開講式をオンライン(ZOOM)で挙行しました。

開講式では、特定行為研修管理委員長である中田昌男先生から「コロナ禍で医療が逼迫する中、医師の働き方改革、医療のタスクシェアをどうするかという課題の中で、特定行為研修を修了した看護師への期待が高まっています。1年間という長い研修期間ですが、皆さんをサポートします」とエールを送られました。また、来賓として岡山県保健福祉部医療推進課の課長の近藤宏明様から「人口構造の変化により、効率的な医療体制が求められており、皆さんが研修後、それぞれの職場で活躍されることを期待しています」と祝辞をいただきました。そして、岡山県看護協会常任理事である松島眞己様から、「日常は大きく変化しており、特定行為研修修了者への期待は高まっています。研修修了者の方が増えていくことで、医療・看護の質が向上につながると期待しています」とご挨拶をいただきました。その後、川崎医科大学附属病院の永井病院長から、「志の高い皆さんを全力で応援します」と、そして秋山副学長からは、「スペシャリストを目指す皆さんは福祉大学で看護を学ぶ500名以上の学生たちの励みになります。学園として皆さんを支えますので頑張っていただきたい」と激励されました。

最後に、受講者を代表して平良亮介さんが、「社会情勢が不安定な中、医療の質の向上に向けて地域社会に貢献できるよう切磋琢磨し研鑽を積んでいきたい」と決意表明をされました。

今後、来年3月の修了に向けて、長く、厳しい研修が始まります。画面上ではありますが、13名の受講者の表情は決意と期待感に満ちており、受講生の決意を感じられる開講式となりました。