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2018/03/19 ニュース 第19回IEEE広島支部学生シンポジウム(HISS)にて優秀研究賞を受賞 - 臨床工学科-

臨床工学科4年生の木香里奈子さんがHISS優秀研究賞を受賞しました。本賞は、2017年12月に開催された第19回IEEE広島支部学生シンポジウムにて、事前の査読結果を基に研究内容および優れたポスター発表を行った学生に受賞されるものです。IEEEは情報工学分野における世界最大の学会であり、特に本会は発表者の多くがそれを専門とする国公立大学の大学院生らで占められている中での発表・受賞という快挙です(受賞者一覧参照)。木香さんは、監視カメラの高機能化を目的として、監視フロアの任意の位置から動画像を取得する自由視点型監視カメラの開発に従事しており、天井に配置した9台のカメラ付き組み込みプロセッサを無線通信で制御し、一枚の俯瞰(見下ろし)画像に合成可能なシステムを開発しました。特に本システムでは、従来演算負荷の高かった画像合成をグラフィックボードで処理することにより、リアルタイムな画像合成を実現しています。本研究の成果により、死角のない監視カメラシステムへの応用が期待できます。
発表題目「複数の組み込みプロセッサを用いた俯瞰画像の合成に関する基礎検討」