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2018/02/19 ニュース 第68回電気・情報関連学会中国支部連合大会で受賞-臨床工学科-

臨床工学科4年生の岡野直緒さんが電子情報通信学会中国支部奨励賞を受賞しました。本賞は、2017年10月に開催された第68回電気・情報関連学会中国支部連合大会の発表講演約250件の中から上位20名程度に受賞されるもので、発表者の多くが情報工学を専門とする大学院生で占められている中での快挙です。岡野さんは、膵臓疾患の診断で重要となる膵管径の自動解析を目的として、コンピュータを用いた画像処理による膵管径の可視化手法を提案するとともに、それに基づいた自動解析ソフトウェアを開発しました。特にこのソフトウェアでは膵管の径分布も算出可能であり、その分布から狭窄箇所の特定や膵臓疾患の判断基準への応用も期待できます。なお、岡野さんが所属している計算機システム工学研究室(指導教員:近藤真史講師)では、昨年もこの可視化手法を冠動脈動画像に応用して同賞を受賞しており、その可視化手法の有効性と今後の更なる応用・発展が期待されます。
発表題目「内視鏡を用いた医用画像における膵管径の可視化」