川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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学科長 山本智子 日本に初めて誕生した「医療福祉大学」が創立30年を迎えたこと、おめでとうございます。医療秘書学科は、川崎医療短期大学からの改組により、2000年から「医療福祉マネジメント学科」として仲間入りをさせていただき、2005年の改組により「医療秘書学科」となりました。以来、既存学科の先生方からいろいろご助言やご協力をいただき、こうやって一緒に30年を迎えられたこと、大変うれしく思います。4年制大学としての医療秘書教育はまだまだ未熟ですが、1,400名を超える卒業生が全国各地の医療現場で活躍しています。これからも卒業生と一緒に、現場から期待される医療秘書像を構築していきたいと思います。3年生(平成30年度入学) 金平未来 1年次からの実務経験豊富な先生方の授業により、実践的な知識や技能が身についたと感じます。病院実習では、実際の電子カルテを操作して紹介状を要約して入力したり、手術室に入って手術の様子を解説していただいたりと、大変貴重な経験をさせていただきました。また、実習の配属先は学生一人ひとりが別部署になるため、自分でできることを考え行動する主体性の重要性を学ぶとともに、自分の新たな一面を発見するなど実りあるものでした。医療秘書学科で学び、医療機関で働くことのやりがいや病院事務職の仕事の魅力について再確認することができました。学科長・在学生からのメッセージ81医療組織論医療秘書学科 謝恩会集合写真(2019年3月)実習概論 車椅子操作「創立30年を迎えて」「やりがいや魅力を再認識」

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