川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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1期生(平成6年度卒業) 赤松真吉 大学創立30年おめでとうございます。卒業してから25年が過ぎ、月日が経つのも早いですね。私は今、管理栄養士として医療法人に勤め、医療及び介護保険に関わっています。仕事内容は食事の提供から疾患管理、予防に携わっています。特に在宅での生活を続けていく上で食事は重要となりますが、体調管理や運動、嚥下機能の維持も必要なため、多職種と連携しながら高齢者と関わっています。また学生実習の受け入れもしていますので母校には年数回伺うことがありますが、学生時に教えていただいた先生方も少なくなり、寂しさを感じることもあります。しかし卒業後も母校に関わり、管理栄養士として必要な知識を教える機会があることは幸せに思います。最後になりますが、今後の川崎医療福祉大学のご発展をお祈り申し上げます。学科長・卒業生からのメッセージ65臨床栄養学実習Ⅱ(3年次)新入生合同研修会(1年次)(2019年)食品衛生学実習(2年次)「高度な専門性と実践力で貢献する 管理栄養士養成」学科長 武政睦子 臨床栄養学科は、川崎医療短期大学栄養科(1983年開設から改組)を前身として開設され、医療福祉の臨床分野で活躍する管理栄養士を養成するとともに、研究・地域活動を通じで社会的要請に貢献してきました。この春卒業した26期生までの学部卒業生は1,431名、大学院修士課程(臨床栄養学専攻)修了者は82名、博士課程(健康科学専攻)修了者は64名です。上海中医薬大学栄養科の留学生は16名で、国際的交流の機会も増えてきました。 人生100年時代となり、超高齢社会や地域包括ケアシステムの構築により、地域密着型の管理栄養士の必要性も高まってきました。2020年度、本学科教職員は25名で構成され、教職員一丸となり個々の専門性を発揮し、医療福祉分野に強い栄養学教育・研究の発展に努めます。「早いもので30年」

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