川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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3年生(平成30年度入学) 香川弓奈 川崎医療福祉大学創立30年おめでとうございます。本学臨床工学科は多くの実験・実習を通じて、実践力のある臨床工学技士を育成することが特徴で、私が本学科への入学の決め手とした点でもあります。私たち3年生は、本年度から医療機関での臨床実習が始まりますが、実習でお世話になる施設にも多くの本学科の先輩方が活躍されており、我々のサポートをしていただけると聞いています。臨床実習では、先輩方のサポートのもと、臨床工学技士として必要な実践力を身につけるとともに、将来は逆の立場で後輩たちのサポートができるような臨床工学技士を目指したいと思います。学科長・在学生からのメッセージ61学内実習(PCPS(ECMO))基礎理工学実験(ロボットコンテスト)臨床工学科 卒業記念パーティー集合写真(2017年3月)「臨床工学のスペシャリスト養成校の雄として」学科長 望月精一 本学科は、この春に10期生が卒業し、14期生が入学しました。つまり、本学の歴史の中のほぼ半分を過ごさせていただいたことになります。さらに遡りますと、臨床工学技士法が施行された1988年に、川崎医療短期大学に本学科の前身である医用電子技術科(1999年に臨床工学科に改称)が設置されました。そこから数えますと、33年目を迎えたことになります。全国で最も歴史のある臨床工学技士養成校であり、川崎医療短期大学時代から合わせますと1,600人余りの卒業生を輩出しています。現役生たちも、そうした伝統と充実した教育環境に魅力を感じて入学し、臨床工学技士を目指しています。今後も本学の発展とともに、先端医療機器のスペシャリストの養成校の雄として君臨していくことを期待しています。「諸先輩方のあとに続くよう」

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