川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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学科長 通山薫 臨床検査学科は川崎医療福祉大学の中ではニューフェイスですが、これまで川崎学園内の川崎医療短期大学臨床検査科として46年にわたる歴史と伝統を紡いできました。卒業生は全国各地で臨床検査関連の職務で活躍し、指導的立場の方も多数おられます。 昨今は臨床検査学の知識・情報が増大し、医療技術者として高い倫理観に加えてグローバルな視点も求められる時代となりました。それらに確実に対応していくために、2017年度から川崎医療福祉大学に移行し、4年制臨床検査学科として再出発しました。 これからは、今まで培われた伝統を継承しつつ新たな視点を備えた優秀な人材を育成し、人々の健康と福祉のためにさらに貢献していきたいと考えております。4年生(平成29年度入学) 下白石真奈 このたびは、創立30年誠におめでとうございます。私は、川崎医療短期大学を卒業した親戚に勧められ、本学科の1年間の臨床実習というカリキュラムに魅力を感じ、川崎医療福祉大学臨床検査学科に進学しました。実際に臨床実習を経て、高度な医療技術や患者接遇を体験し、専門的な技術や実践力が身につきました。さらに、疑問に思ったことをすぐに質問でき、手厚く指導していただける環境であったため、知識の理解がより深まりました。今後は、大学生活で学んだ貴重な経験を活かし、チーム医療の一員として、誰からも信頼され、多様な現場で活躍できる臨床検査技師を目指したいと思っています。学科長・在学生からのメッセージ53オープンキャンパス 体験学習3年次臨床実習 (臨床微生物検査)臨床検査学科 教職員集合写真(2020年2月)「歴史と伝統を継承しながら」「大学での経験を活かして」

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