川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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学科長 井上 桂子 作業療法学科の「あゆみとあしあと」を見て、どの場面にも関わらせていただけて、大変ありがたいことと感謝しています。本学開学5年目にリハビリテーション学科が設置された時には、準備段階から関わらせていただきました。初代副学科長の古米幸好教授が学科開設2年目に急逝された時には、路頭に迷うような気分でしたが、2代目の副学科長職に就かせていただき、どうにか初の卒業生を送り出すことができました。大学院にリハビリテーション学専攻修士課程が設置された時、博士後期課程が設置されたとき、学部の定員増の時、リハビリテーション学部作業療法学科に改組された時など様々な場面にも関わらせていただけました。多くの方々に助けていただきながらここまでやってくることができました。ありがとうございました。1期生(平成10年度卒業) 杉本 努 学生時代を振り返ると、当時の私は学生生活という自由な雰囲気の中で、遊ぶことに夢中となり、学業がおろそかになりがちでした。そのような状況の中、ゼロからのスタートであった私たち1期生に対して、熱心にご指導してくださった学科長の明石謙先生、副学科長の古米幸好先生、担任の井上桂子先生をはじめ多くの先生方に対して、今さらながら大変感謝しています。 卒業して20年が経った今、作業療法士になれたことだけでなく、今でも心の支えになっている友人との出会いや多くの経験など、学生生活の4年間で沢山の人生の財産を得ることができたと実感しています。私が過ごした充実した学生生活を、わが子にもぜひ経験してほしいと思います。 川崎医療福祉大学の益々のご発展をお祈り申し上げます。学科長・卒業生からのメッセージ41基礎作業学実習(革細工)作業療法学科 教職員・卒業生集合写真(2020年3月)基礎作業学実習(陶芸)「本学での私のあゆみ」「貴重な4年間」

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