川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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学科長 國安 勝司 私はリハビリテーション学科1期生が3年次となる平成9年4月にリハビリテーション学院から本学に移って参りました。初めて会う学生の実習をいきなり担当することとなり、どんな学生なのかと不安でしたが、皆、素直で優秀な学生たちでした。開設当初の卒業生は現在、全国の各施設で中心的な役割を担っており、また、多くの卒業生が臨床実習の指導をしてくれています。本学科の教員は卒業生が多く、このたび1期生が本学科教授となりました。卒業生が学科を支えてくれており、頼もしく思っています。現在25期生(理学療法学科としては1期生)にあたる学生が入学しており、定員も倍となっています。1期生の頃とは様子が大きく変わっていますが、今までの経験を活かし、開設時と同じく、豊かな人間性をもち、社会に貢献できる理学療法士を育てるための努力を続けていきたいと思います。学科長・卒業生からのメッセージ37実習開始式リハビリテーション学科 20周年記念同窓会(2014年9月) 日常生活活動学実習「川崎医療福祉大学30年に寄せて」17期生(平成26年度卒業) 白神 良樹 川崎医療福祉大学が創立30年を迎えられましたことを、卒業生として心からお慶び申し上げます。 私が卒業し理学療法士として働き始めて5年の年月が経過いたしました。日々の患者さんとのリハビリテーションの中で、私が川崎医療福祉大学で過ごした4年間は、恩師の先生方、友人、何より実習でお世話になった患者さんから、貴重な経験をたくさんさせていただき、充実した学生生活であったと感じています。 今後の益々の川崎医療福祉大学のご発展をお祈りするとともに、新たな同窓生の方々と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。「創立30年を迎えて」

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