川崎医療福祉大学創立30年記念誌
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−川崎医療福祉大学 大学歌−14「愛ありて」作詩・作曲 さだ まさし咲く花は 時を違へず生まれ来し 土を憂へず春風に駘蕩として 君咲けばああ我に 愛ありて 我人となる学舎も 播種の季節なりこの道を 生きなむ往く雲は 風を恨まずその道に 道をつくらず失意にも 泰然として 君往けばああ我に 夢ありて 我人となる学舎に 風を待つなりこの道を 往きなむ一期一会の 思いゆかし学舎愛ありて 夢を紡がむこの道を 生きなむ「花咲きぬ」作詩・作曲 さだ まさし思へば桜咲く頃に この学舎にときめひて欅の葉陰 樫の根に 書を持て 友と語らひぬ果てしなく また束の間の 我が青春の一頁涙拭ひし恋ありき 友とまなびし愛ありき 鳴呼 今 花咲きぬ いざ歩めやも 我が師 我が友 我が学舎 永遠に忘れじ秋には紅葉散る頃に 迷ひし我に教へ給ふ人の痛み其は我が痛み 優しきことは強きこと今日巣立ちゆく この空の 広さに誓ふ人の世の 悲しみをまた苦しみを照らす明るき花とならむ 鳴呼 今 夢咲きぬ いざ進めやも 我が師 我が友 我が学舎 其は心の故郷

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